1990年代の南アフリカ。人種の隔たりや差別意識が根強く残る中、初の黒人大統領ネルソン・マンデラ氏は、スポーツを通じて国を一つにまとめることを思いつく。95年に南アで開催されたラグビーW杯優勝に向けての、氏と白人キャプテンとの友情を描く。
原作は、ジョン・カーリンの同名ノンフィクション(NHK出版)。マンデラ氏へのインタビューや27年に及んだ収監中の様子、かつての南ア情勢にも詳しく触れている。
「負けない」を意味する「インビクタス」は、マンデラ氏の獄中生活の心の支えとなった四行詩の題名。映画では優勝をかけた迫力の試合シーンも見ものだ。(公開中)