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ここから本文エリア 話題の本棚 マラソン 読んでから走るか、走ってから読むか[掲載]2007年01月28日 「東京マラソン2007」が2月18日に迫った。市民ランナー3万人余が参加資格を得て、皇居前、銀座など首都の中心部を走る。この注目のマンモス大会を前に、マラソン本の出版が活発だ。 号砲一発、今回の第一走者は金哲彦著『3時間台で完走するマラソン』だ。著者が市民ランナーの目標にちょうどいいというのが「サブフォー」(フルマラソンを3時間台で走ること)。ここに到達するための練習や、栄養の取り方、体の手入れ、レースへの臨み方などをアドバイスする。さらに詳しい練習法を知りたい人には、同じ著者の『金哲彦のランニング・メソッド』(高橋書店)などがある。 一方、田渕由美子著『まらそんノススメ』は、「46歳になるまで、5キロ以上走ったことがなかった」という素人ランナーの体験記。漫画家らしく漫画と軽快な文章で構成、楽しい読み物になっている。 ところで、日本ではマラソンといえば長く、もっぱら男性のトップランナーのものだった。大島幸夫著『市民マラソンの輝き』は、各地を訪ねて市民マラソンが根づくまで尽力した人々の努力や苦労を取材している。女性や、身体障害者、病気を克服した人のエピソードも豊富で、読みごたえがある。 このほか、ベルンド・ハインリッチ著『人はなぜ走るのか』は、動物などから走りのヒントを得たという生物学者の異色本。瀬古利彦著『マラソンの真髄』(ベースボール・マガジン社)は、著者が長年「企業秘密」としてきた練習法などを明かしている。 さて、関心が高いのはマラソンとダイエットの関係だろう。『3時間台で――』には「理想的な順序は、ランニングをする→正しい食生活をする→筋力をつける→その筋肉で体脂肪を燃やす→体重が落ちる」とある。なるほど。安易に納豆に頼るよりは、やはりこの方が理にかなっているようで。
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