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5月病対策 会社行くのヤダなぁと思ったら

[掲載]2008年05月04日
[評者]西秀治

 黄金週間が終わると、また仕事。いやだなあと思っている「5月病」のあなたや、会社の上司に役立つかもしれない本をいくつか。

 『「ダメの壁」を越える魔法の心理学』は、「私はダメだ」とカラの中に閉じこもった状態を「ダメの壁」と定義。「少し視点を変えるだけで思わぬ解決策が見えてくる」と説く。例えば「神経質で内向的」というのは、見方を変えれば「よく気がついて物事を真面目(まじめ)にコツコツとやっていく」と解釈し直せるという具合。物事をとらえ直す「リフレーミング」のやり方を紹介している。

 「最近、人と会いたくない」「朝起きると気分がブルー」「理由もなく涙が出る」といった例を取り上げた『それって、立派な「うつ」ですよ』。対処法を「思い切って仕事を休む」「自分を責めずに受け入れる」などと丁寧に助言している。「プチうつ」という言葉さえ生まれている昨今だが、著者は「プチでも、うつはうつ。プチのうちに解消しましょう」と呼びかける。

 入社3年以内に会社を辞める若者が増えているらしい。彼らの先輩たちに向けて書かれたのが『上司はなぜ部下が辞めるまで気づかないのか?』。若者が本来持っている優秀な「種」が芽を出すために必要な環境はたった一つ。それは「部下を認めること」という。「部下にありがとうと言っていますか」とのくだりに、思い当たる人も多いのではないか。

 連休後に出勤して、またまた上司や同僚に腹が立った。そんなときは『人間関係で「キレそう!」になったら読む本』。まずは「キレ得など長い目で見れば存在しない」とくぎを刺したうえで、「完璧(かんぺき)でなくてもいい」「身勝手な人にはのらりくらりがいい」「弱音も言える人になろう」といった方策を、具体例を挙げて伝授している。

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