人間を深く見つめて物語るのが作家だが、その作家自身の生き様を描いた本が相次いでいる。言動や行動、文章には人生の機微がにじみ出ている。 『漱石のマドンナ』は、1916(大正5)年………[記事全文]
[評者]西秀治 [掲載]2009年3月29日
春到来。各地で大型美術展も「宴たけなわ」だ。春も秋に劣らずアート鑑賞にいい季節。お出かけ前に、“芸術の春”を深める本を一読してはどうだろう。 エッセイストの堀井和子の『みてまわ………[記事全文]
[評者]浜田奈美 [掲載]2009年3月22日
音楽、聴いていますか。どんなに不安な時代でも音楽家に勇気づけられることがある。そんな彼らの創意に満ちた生き方がうかがえる、対話から生まれたユニークな音楽本が書店に並ぶ。 『未聴………[記事全文]
[評者]依田彰 [掲載]2009年3月15日
昨年3月、チベットで騒乱が発生。これを武力鎮圧した中国に対し、世界中で北京オリンピック聖火リレーへの抗議活動が起きたことは記憶に新しい。 あれから1年。「チベット問題」を改めて………[記事全文]
[評者]竹端直樹 [掲載]2009年3月8日
世界同時不況が深刻化する中、不況の大波から家計を守るための支出の見直しや節約などをテーマにした本が書店の店頭で目立つようになってきた。 『家計破綻(はたん)に勝つ!』では、お金………[記事全文]
[評者]山口栄二 [掲載]2009年3月1日
白無垢(むく)の花嫁衣装にカラーコンタクトとか、着物を新感覚で着こなすのも悪くはないが、着物を普通に着ていたつい先ごろまでの暮らし、文化のありようも、忘れがたい。 「茶の勝つた………[記事全文]
[評者]大上朝美 [掲載]2009年2月22日
先がみえない時代は人生相談の本が元気だ。 週刊誌のコラムで作家の高橋源一郎が絶賛していたのが、ホームレスの人たちの生活支援のため、彼ら彼女ら自身が売り歩く雑誌「ビッグイシュー」………[記事全文]
[評者]加来由子 [掲載]2009年2月15日
夢幻の世界に遊べることこそ、時代小説を読む喜び。この分野では比較的若い世代の30代、40代の作家たちが、次々とおもしろい物語を発表している。才能豊かな4人の作品を紹介したい。 ………[記事全文]
[評者]西秀治 [掲載]2009年2月8日
イスラエルが建国されて60年。ガザ攻撃における同国の戦争犯罪が指摘されるいま、かくも不条理な破壊と犠牲を強いる「パレスチナ問題」とは何か。その疑問に応える本が数多く出版されている………[記事全文]
[評者]依田彰 [掲載]2009年2月1日
バラク・オバマ前上院議員が第44代アメリカ大統領に就任した。本人による自伝も含め、当読書面でも「オバマ本」を取り上げてきたが、年末年始にさらなる刊行が相次いだ。その中からオススメ………[記事全文]
[評者]竹端直樹 [掲載]2009年1月25日
昨年は太宰治の没後60年だったが、今年は生誕100年。誕生日の6月には故郷の青森県五所川原市でNPO法人主催の「第一回太宰治検定」が予定されており、まもなく検定に向けた「公式テキ………[記事全文]
[評者]浜田奈美 [掲載]2009年1月18日
今年のNHK大河ドラマ「天地人」は、昨年の「篤姫」の初回を上回る高視聴率で快調にスタートした。その主人公直江兼続(かねつぐ)は、豊臣秀吉や徳川家康からもその才覚を高く評価されたと………[記事全文]
[評者]山口栄二 [掲載]2009年1月11日
正月、書き初めをすることはめったになくなったが、墨の香を漂わせながら筆を運ぶのは、よいものだった。「漢字検定」が多くの挑戦者を集めているらしい。書く文字そのものの力に、改めて関心………[記事全文]
[評者]大上朝美 [掲載]2009年1月4日