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暮らしのお役立ち

ビッグイシュー 突破する人びと [著]稗田和博

[掲載]2007年07月20日

 ホームレスが路上で売る雑誌「ビッグイシュー」。1冊を200円で売れば、うち110円が彼らの収入になる。それをためて住む家を借り、就職先を見つけてもらうのが事業の目標。道のりは遠く見えるが、実際に国内で40人以上がそんなプロセスを経て「社会復帰」したという。

 日本版の創刊は03年。同誌を知った日本人女性が単身渡英したのが始まり。専門家に「100%失敗する」と言われながら、創刊にこぎつけ、累計2億円以上の収入をホームレスにもたらした。だが売れ行きは伸び悩み、今も年1000万円近い赤字を出すなど課題も多い。

 著者は同誌に記事を書き続けるフリーライター。創業者たちの奮闘ぶりを「売り子」のホームレスや若いスタッフらの肉声を交えてまとめた。

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