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拘置所のタンポポ [著]近藤恒夫

[掲載]2010年1月27日

 著者は覚せい剤におぼれ、39歳の時に有罪判決を受けた。クスリを断ち、再起しようと覚せい剤やシンナーなどの薬物依存者のための民間のリハビリセンター「ダルク」をつくり、今は日本ダルクの代表を務める。

 「薬物依存 再起への道」の副題がついたこの本では、自らの半生を振り返りながら、人がクスリに走るわけ、薬物汚染の怖さ、反省だけでは依存は治らず孤立したままでは回復が難しいことなどを語っていく。覚せい剤犯罪の再犯率は他の犯罪よりも高い。立ち直りを支えるには、刑罰だけでなく治療、教育のシステムが社会的に必要だと、経験をふまえて訴えている。

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