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[掲載]2005年08月12日
「介護されるようになってもおいしいものを食べたい、と思うのはだれしも同じ」。そんな思いから書かれた1冊。家庭料理研究家の筆者が、実際に実母を介護しながら一緒に食べているメニューが季節ごとに並ぶ。
高齢者がかみやすく、のみ込みやすいように、材料は柔らかくなるまで煮込んだりゆでたりする、外出する機会が減ってしまった人のためにも季節の食材を使って四季を感じてもらう——など、介護食を作るうえでの10のポイントが添えられている。市販の総菜、レトルト食品を上手に使い、手抜きや息抜きをして頑張りすぎないことが長続きのコツ、というのが心強い。
春のタケノコの若竹煮、菜の花のからし和(あ)えから始まり、夏は焼きナス、秋はサンマの塩焼き、冬は大根と揚げの煮物……。季節の食材を使ったお手軽レシピが続く。すべての料理に「介護食のポイント」がつけられている。また、各季節ごとに筆者の「介護食日記」もあり、読み物としても楽しめる。(日本経済新聞社、税抜き1500円)
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