米国の少女が、アスペルガー症候群や自閉症など発達障害の子どもへの助言をまとめた小冊子「こんなとき どうしたらいい?」の日本語版を、日本自閉症協会が発刊した。日常生活から災害時の対処まで、子どもの視点で書かれている。
著者はヘイリー・モーガン・マイルズさん(12)。母親がアスペルガー症候群の研究者で、幼い頃から同年代の当事者に接してきた。小冊子は9歳の時に書いた。
自閉症の人は、人間関係や日常生活などでの暗黙のルールが分かりづらい。自分の不安やイライラ、困っている原因が分からず、助けを求められずにいる人も多い。
冊子では、たとえば友達が怒っているように見えたら、「あなたはそんなことを言われて、いい気分がする?」と問いかける。「わたしたち子どもは、自分の機嫌が悪い時にほかの人の気持ちを傷つけることがある」と周りへの影響も気づかせる。税込み500円