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直木賞作家でNHK大河ドラマ「義経」原作者の宮尾登美子さん(79)が代表作の直筆原稿など資料約600点を故郷の高知県に寄贈することが24日、決まった。朝日新聞社などが主催して昨年7月から東京、大阪、高知、北海道、宮城で開かれた「宮尾登美子の世界展」に出品した資料の大半で、近く高知市の県立文学館に収蔵される。
宮尾さんは高知を舞台とした自伝的小説「櫂(かい)」で73年に太宰治賞、79年に「一絃の琴」で直木賞を受賞した。寄贈するのは週刊朝日で4年にわたり連載し、「義経」の原作の一つになった「宮尾本 平家物語」や「鬼龍院花子の生涯」「クレオパトラ」の直筆原稿のほか、創作のための資料など。
宮尾さんはこの日午前に東京都狛江市の自宅で県側と寄贈についての契約を結んだ。「わたしの今日があるのは生まれ故郷の高知に育てられたという思いが非常に深い」と話している。
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