地図の出版大手・昭文社は8月1日から、「震災時帰宅支援マップ 首都圏版」(税込み630円)の販売を始めた。すでに31万部が出版され、同社の地図としては記録的な売れ行きだ。
東京都が選んだ「帰宅支援道路」などを元に、「第一京浜・第二京浜」「甲州街道」など、都心から郊外に向かうルートを紹介している。沿線にある学校などとともに、「ブロック塀」「放置自転車多数」「頭上看板注意」など利用者の注意を促す情報は、スタッフが歩いて確かめたという。
企業が社員のために100冊単位で購入するケースもあるといい、担当者は「災害時には紙の地図が重要になる。地震への関心が高まっている」と話す。