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ユニオン結成、本で紹介 シリーズ「労働破壊」

2007年09月17日

 ワーキングプアの反撃の記録をまとめたシリーズ「労働破壊」が、旬報社から刊行中だ。第1巻は「偽装雇用/立ち上がるガテン系連帯」(大谷拓朗著)。春闘で成果を勝ち取った日研総業ユニオンの活動が描かれている。

 「26歳で派遣? 人生終わってるな」。2人の男性がユニオンを結成したきっかけは、正社員が投げかけた一言だった。それが、個人で入れるガテン系連帯の運動に広がっていく。

 本書は、寮生活の実態にもふれつつ「もうだまされない」との怒りを伝える。フルキャストセントラル、日立製作所、日産自動車などでの闘いも紹介する。

 第2巻は「日雇い派遣/グッドウィル、フルキャストで働く」(派遣ユニオン著)。派遣ユニオンは日雇い派遣大手2社の社員やスタッフで組合をつくり、問題を告発してきた。

 低賃金でネットカフェから通勤した。違法派遣の現場で大けがをしたが救急車を呼んでくれなかった。証言からは不安定な雇用の実像が浮かぶ。組合員による現場の潜入ルポなども。

 1冊税抜き1300円。第3巻「肩書だけの管理職/マクドナルド化する労働」(安田浩一著)は10月発行予定。

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