ここから本文エリア

RSS

現在位置:asahi.com>BOOK>出版ニュース> 記事

出版ニュース

町医者が語る子育て

2007年11月13日

■毛利さん、山田さん共著の育児書

 開業医として長く子どもと向き合ってきた毛利子来(たねき)さん、山田真さんの2人が、共著の育児書「育育児典」を出した。「暮らし編」と「病気編」の2冊組で、子どもの成長と生活の留意点を細やかに解説。病気や症状の説明も具体的で、子どもとの暮らしで直面する疑問や戸惑いに答える。

写真「育育児典」

 「暮らし編」は毛利さんの執筆で、成長の時期に合わせ、赤ちゃんの体や心の動き、気をつけたい点を書いている。「病気編」は山田さんが担当。子どもがかかる病気を詳しく説明し、薬の種類と与え方、病気の際の入浴や外出、食事といった基礎知識ものせた。

 多数の著書がある2人の育児書だけに、エッセーとして読んでも興味深い。

 子どもの発達は一様ではなく、よその子と比べるものでもないのだから、平均や標準にこだわらず、今をふつうに楽しく過ごさせる。親は無理してまでよい親を務めようとせず、自分の性分と生活の事情に合わせて育児をする。親の手だけでなく、社会的な育児の共同化をする――。冒頭には筆者の育児に対する考えと提案が書かれている。

 岩波書店刊、3800円(税抜き)。

ここから広告です

広告終わり

この記事の関連情報

このページのトップに戻る