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出版ニュース

織田裕二さんが朝日新書で助っ人

2007年12月15日

 織田裕二さんのエッセーが、初めて新書として出版される。朝日新書「脱線者」だ。

 発売された13日は、くしくも織田さんの40歳の誕生日だった。芸能生活も20年の節目にあたり、自身が歩んできた道と、これからの生き方を語った。

 織田さんといえば、ちょっと硬派なイメージ。だが本書によれば、デビュー前の高校1年のころ、ひざの故障で打ち込んでいたテニスを断念したとき、自殺を考えた。でも、死んでしまったらリセットできない。「死ぬくらいなら、何でもできるのではないか」と思い直した。

 それから、「恥ずかしかったこと、プライドが邪魔していたこと。すべてを取り払って」、歌手として俳優としての挑戦が始まった、という。

 タイトルについては、「人生のレールはひとつではない。道なき道をときには走って、ときには歩いて、とにかく前に向かっていく。それが『脱線者』」と書いている。

 公開中の映画「椿三十郎」(東宝系)では、藩の不正を暴こうと立ち上がった9人の非力な若侍に助太刀する年上の浪人、三十郎を演じている。「脱線者」は、不惑を迎えた織田さんが、若い世代に向けてアドバイスする内容になっており、映画の中の三十郎と重なる。

 織田ファンだけでなく、「生きがい」を模索している人たちにも強い助っ人になるだろう。

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