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アエラ創刊20年、表紙の肖像917人へのラブコール

2008年05月11日

 「ソ連軍アフガンの敗北」。そんなトップ記事でアエラ創刊号が世に出てから20年たった。その20周年記念号(5月12日号)のトップは「女性管理職146人の素顔」。人々の関心とともに、アエラがとりあげるテーマも変わってきた。

 だが創刊以来、変えていないことがある。

 表紙だ。

 常にポートレート。すべて写真家・坂田栄一郎氏が撮り下ろしている。その20年間の肖像写真を一冊にまとめたのが『LOVE CALL 時代の肖像』。

 ノーベル賞を受賞した利根川進氏に始まり、小泉純一郎首相(当時)やハリソン・フォード、指揮者レナード・バーンスタインまで、分野は問わない。だが、誰もが各界の第一線で活躍してきた。総勢917人が見せた「一瞬の表情」はアートであり、20年間のドキュメントでもある。

 坂田氏は撮影前に必ず、被写体とじっくり会話をする。その後シャッターを切る。「いつも『僕を信頼して、レンズに向き合ってくれ』とラブコールを送っている」と坂田氏は言う。それがそのまま、書名となった。

 この一冊の中の写真を見つめた人に、坂田氏とアエラ編集部からの「ラブコール」が伝わるだろうか。

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