2008年5月17日
シーズン6も相変わらずの高視聴率で終え、刑事ドラマの最近の「定番」となったテレビ朝日系の「相棒」。満を持しての劇場版映画も全国公開され、その人気はますます上昇中と言えそうだ。
その証拠のひとつに、プレシーズンから次々に小説化してきた朝日文庫『相棒』シリーズの好調ぶりがあげられるだろう。5月7日発売の「シーズン2」下巻で4冊目を数え、シリーズ累計部数は66万部を突破した。
このシリーズで初めて「相棒」を知り、テレビをみるようになった、という読者も現れている。その人たちが映画館にも足を運べば、テレビドラマ・劇場版・ノベライズの相乗効果が発揮され、ビジネスモデルとしても面白い。
さて、文庫「シーズン2下」では、特命係の若手刑事・薫の親友でもある死刑囚・浅倉の突然の死の真相と、その裏に隠された陰謀が描かれる。親友の汚名をそそぐため、真実を明らかにするため、特命係のふたりが検察庁に巣くう巨悪に立ち向かうクライマックスは、ますます読者をひきつけてやまない内容になっている。
劇場版を見た人々が、登場人物の過去を知りたくなって書店に走る。ノベライズ文庫の愛読者なら、より深く劇場版を楽しめそうだ。
著者:輿水 泰弘・碇 卯人
出版社:朝日新聞出版 価格:¥ 798
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