2008年6月7日
週刊朝日百科「甲子園の夏」創刊号の表紙
タレント・野球解説者としておなじみの板東英二さんはかつて徳島商のエースとして甲子園で活躍した。小柄ながらダイナミックなフォームから繰り出す豪速球で三振の山を築いた。試合当日、300球を投げ込んでから球場に入り、ブルペンでさらに100球近く投げてから実戦に臨んだという。いまでは考えられない準備方法だろう。
板東さんはこう語る。「高校野球というと、まず苦しさがよみがえってくるけど、ひとつだけ素晴らしいなと思うことがある。それは、才能がなくても努力したぶん、報われるということです」。板東さんがつくった一大会83個の奪三振記録は、約50年たったが、破られていない。
全国高校野球選手権大会はこの夏、90回の記念大会を迎える。これにあわせて、朝日新聞出版は10日、週刊朝日百科「甲子園の夏」(全20冊)を創刊する。
創刊号はPL学園の桑田、清原「KKコンビ」の活躍を特集する。以後、横浜対PLの激闘、史上初の決勝引き分け再試合となった松山商対三沢などを再現。球史を飾る名勝負、名選手、名監督を振り返る。「甲子園最速投手は」「いちばんの名勝負は」などの興味深い記事も。20冊そろえると夏の甲子園の多様な面白さが見えてきそうだ。
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