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球児にも大人にもドラマあり

2008年8月23日

写真週刊朝日増刊「甲子園ヒーローズ」

 今夏の甲子園で優勝した大阪桐蔭の西谷浩一監督は、報徳学園のOBで、準々決勝はその母校との対戦だった。OBとして「逆転の報徳」の伝統を知るからこそ、後半勝負とみて接戦をしのぎ、終盤に逆転勝ちを収めた。

 「エンジョイ・ベースボール」を掲げる慶応・上田誠監督は精神主義ではなく、スポーツを楽しむことを重視し、「監督にも自由に意見を言える雰囲気を作ってきた」。のびのび野球は92年ぶりの「夏3勝」をもたらしたが、準々決勝では浦添商に延長戦の末、3―4と敗れた。

 その浦添商の神谷嘉宗監督は今年2月、常葉菊川の練習を見学し、すきあらば進塁する「積極走塁」の大切さを学んだ。今夏の準決勝でその常葉菊川と対戦し、走塁面では引けをとらなかったが、打力の差で4―9と敗退した。

 球児だけでなく、彼らを指導し、支える大人たちにも、長い時を積み重ねたがゆえのさまざまなドラマがある。それが「夏の甲子園」だ。

 そんな今大会の全試合の模様を、週刊朝日増刊「2008甲子園Heroes」(A4判変型180ページ。定価1300円)がカラーグラビアで紹介する。90回記念大会の今年は例年より6校多い55校が参加。その分だけ、熱いドラマも増えていたはずだ。

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