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2007年06月24日

最新の書評一覧

書評

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ウィキノミクス [著]ドン・タプスコット、アンソニー・D・ウィリアムズ
 「ウィキノミクス」とは著者の造語で、不特定の人たちが水平的なネットワークを通してコラボレート(協働)するような生産形態あるいはその原理を名づけたものである。この名が、ウィキペディ………[記事全文]
[評者]柄谷行人(評論家)  [掲載]2007年06月24日
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北朝鮮へのエクソダス [著]テッサ・モーリス−スズキ
 国際社会では、時に人道の名において政治がおこなわれることがある。日本と国交のない北朝鮮への在日朝鮮人の「帰国事業」は、人道的な措置として1959年から実施された。しかし延べ9万3………[記事全文]
[評者]赤澤史朗(立命館大学教授・日本近現代史)  [掲載]2007年06月24日
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文化と国防―戦後日本の警察と軍隊 [著]P.J.カッツェンスタイン
 本書が示す統計によれば、アメリカの警察は職務遂行に際し88年から92年の間に毎年平均「375人の重罪犯を殺している」。これに対し日本の警察が85年から94年の間に「殺したのは、全………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2007年06月24日
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ヒトと機械のあいだ―ヒト化する機械と機械化するヒト [編]廣瀬通孝
 動物園の猿のしぐさに、私たちは、しばしば人間らしさを見いだす。逆に人間のなかに獣性を感じることもある。  機械との関係も同様ではないか。もちろん人類こそ唯一崇高な存在であり、機械………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(大阪市立大教授・建築史、都市文化論)  [掲載]2007年06月24日
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シュミット・ルネッサンス―カール・シュミットの概念的思考に即して [著]古賀敬太
 論語郷党篇(へん)に「薬を饋(おく)る」という言葉がある。孔子が人からもらった薬を口に入れなかったという話だ。荻生徂徠の注釈では、古代の薬は毒が強く、眩暈(めまい)がするくらいな………[記事全文]
[評者]野口武彦(文芸評論家)  [掲載]2007年06月24日
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永田町VS.霞が関―最高権力を奪取する者は誰か [著]舛添要一
 政治の世界は魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈(ばっこ)し、誰がどこで、どのようにして政策を決めているのかが不透明である。  例えば議員立法を通すためには、自民党なら部会から政調会………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2007年06月24日
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ブレークスルーの科学 [著]五島綾子
 かつての科学者イメージは、好きな研究をコツコツやる浮世離れした人というものだったかもしれない。  だが、そんなイメージはもう古い。流行に左右されない地味な研究では研究費が取れず、………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2007年06月24日
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フランスから見る日本ジェンダー史 [編]棚沢直子・中嶋公子
 学問や思想っていうものは、だいたい西欧の理論の上に成り立っている場合が多い。ジェンダー論もご多分にもれずである。しかし歴史や文化が異なれば、男女や家族の関係にズレがあるのは当然だ………[記事全文]
[評者]斎藤美奈子(文芸評論家)  [掲載]2007年06月24日
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イビチャ・オシムのサッカー世界を読み解く [著]西部謙司
 著者は、オシム日本代表監督(66)が3年半指揮したジェフユナイテッド時代に立ち戻り、ケーススタディとしての21試合をピックアップ。持ち前の分析力で全員攻撃全員守備によるオシム流「………[記事全文]
[評者]佐山一郎(作家)  [掲載]2007年06月24日
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江戸の温泉学 [著]松田忠徳
 温泉ブームの中、タイトルにひかれ、手軽なガイド的効能を求めて、この本を手に取ってはいけない。温泉が一挙に大衆化した江戸時代の状況を丁寧に追っている。でも、読むほどに、頭脳に、じわ………[記事全文]
[評者]四ノ原恒憲(編集委員)  [掲載]2007年06月24日
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西郷隆盛伝説 [著]佐高信
 「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、仕末(しまつ)に困るもの也(なり)」。そういう人でなければ、国家の大業はなし得られない、とする西郷隆盛の教えを記した「南洲翁(なん………[記事全文]
[掲載]2007年06月24日
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ペットあつまれ!―動物病院の診察室から [著]鈴木玉機
 開業30年を超える動物病院の院長が、診察した「患者」たちのエピソードを、愛情とユーモアをまじえてつづったエッセー集。風呂の湯加減にこだわるミニブタや泥棒を追い払ったシェパード、便………[記事全文]
[掲載]2007年06月24日

最新の文庫一覧

文庫

説経節を読む [著]水上勉
 説経節とは、古く室町期に源を持つ語り物文芸で、後世に大きな影響を与えた。漂泊の芸能民が各地を演じ巡ったのを、著者は若狭や京都で聴いていた。そうした記憶をたどりつつ「さんせう太夫」………[記事全文]
[掲載]2007年06月24日
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みんな元気。 [著]舞城王太郎
 姉・ゆりちゃんがある日、眠りながら空に浮かんでいた。それがきっかけだったように竜巻が町を襲い、妹がさらわれて、空飛ぶ一家との間で家族の交換が起きる。突拍子もないことと日常とが、家………[記事全文]
[掲載]2007年06月24日
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白楼夢 [著]多島斗志之
 1920年代の英領シンガポールに新天地を求めた林田は、大学時代の友人で大物華僑・呂鳳生との縁もあり、日本人社会の顔役となっていく。が、鳳生の娘で恋人の白蘭殺害容疑で、警察と呂一族………[記事全文]
[掲載]2007年06月24日
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あじあ号、吼(ほ)えろ! [著]辻真先
 45年8月、2年前に封印された幻の名機関車「あじあ号」が密命を帯び、ソ連軍と中国ゲリラをかわしてハルビンから満州鉄道を南下する。乗客は映画関係者、芸者、女スパイ、細菌兵器研究に従………[記事全文]
[掲載]2007年06月24日
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復讐(ふくしゅう)はお好き? [著]カール・ハイアセン
 フロリダの湿地帯を汚染する農園主に雇われた御用学者の夫に、すんでのところで殺されかけた妻が復讐をはかる。道路脇の十字架集めが趣味の大男、決然としたホスピス患者の老女とぶっ飛んだ脇………[記事全文]
[掲載]2007年06月24日
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羽生―「最善手」を見つけ出す思考法 [著]保坂和志
 「『人が考える』ということにひたすら関心がある」という小説家が、棋士・羽生善治のインタビューや自戦記などをもとに思考の過程を追い、自身の思考を縦横に展開させる。将棋の図が多く出て………[記事全文]
[掲載]2007年06月24日

最新の新書一覧

新書

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中流の復興 [著]小田実
 正義の戦争などない。戦争で殺される大半は市民だが、市民は殺すこともある。被害者=加害者の連鎖を断ち切るために日本国憲法の有効性を説き、武器を売らない平和経済で繁栄した日本に誇りを………[記事全文]
[掲載]2007年06月24日
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「奥の細道」をよむ [著]長谷川櫂
 芭蕉の「奥の細道」は、途上の三つの関で4部に分かれ、歌仙の構造をとる。そもそもは3年前に詠んだ「古池や」の句で開いた世界を展開する旅だった。などなど、著者ならではの角度から芭蕉の………[記事全文]
[掲載]2007年06月24日
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奇想科学の冒険 [著]長山靖生
 明治初期、地球は平面という持論を「科学的に」主張して曲げなかった佐田介石。渋江抽斎の息子で神秘主義や易学に傾倒した渋江保……。いわゆる「トンデモ」系ではないが正統系でもない、本人………[記事全文]
[掲載]2007年06月24日
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作家の誕生 [著]猪瀬直樹
 作家という職業は、本や雑誌を読む大衆の存在を前提とする。明治の初め、一部の知的エリートのものだった「文学」は、大正末には2万人ともいわれる文学青年の群れを生み出す。文学史をたどり………[記事全文]
[掲載]2007年06月24日

最新の情報フォルダー一覧

情報フォルダー

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ライトノベル創刊 小学館から2文庫
 小学館はライトノベルシリーズとして少年向けのガガガ文庫と、少女向けのルルル文庫を創刊した。いずれもイラストを組み合わせた編集が特徴だ。両文庫とも初回は第1回小学館ライトノベル大賞………[記事全文]
[掲載]2007年06月24日
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14歳へ「世渡り術」 河出書房新社から
 中学生から大人までを対象にしたノンフィクションの新シリーズ「14歳の世渡り術」の刊行を河出書房新社が始めた。鏡リュウジ著『「占い脳」でかしこく生きる』、井筒和幸著『民族の壁どつい………[記事全文]
[掲載]2007年06月24日

最新のたいせつな本一覧

たいせつな本

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イタロ・カルヴィーノ『見えない都市』 柴田元幸(下)
 別役実『道具づくし』、筒井康隆『虚人たち』、寺山修司『赤糸で縫いとじられた物語』等々、ウソとマコト、在と非在の境目が曖昧(あいまい)な作品に前々から惹(ひ)かれてきた。  そのな………[記事全文]
[掲載]2007年06月24日

最新の話題の本棚一覧

話題の本棚

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京異色案内 古さと新しさのあいだに
 間もなく祇園祭。8月には大文字五山送り火の行事もある。四季を問わず、京都の街と伝統行事は観光客を引きつけてやまない。しかし、訪れるたびに古都はあっけないほど日々、面目を一新し続け………[記事全文]
[評者]大上朝美  [掲載]2007年06月24日

最新の売れてる本一覧

売れてる本

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なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか? [著]パコ・ムーロ
 「人を管理する」という仕事の成功の鍵を、寓話(ぐうわ)を通して描く。著者はスペインの大手コンサルタント会社会長。13編のショートストーリーからなる「ビジネス+人生哲学」の本だ。 ………[記事全文]
[評者]中村真理子  [掲載]2007年06月24日

最新の著者に会いたい一覧

著者に会いたい

写真
捜査指揮―判断と決断― 岡田薫さん
 「桶川(ストーカー)事件や明石歩道橋事故に登場する警察官同士のつながり……に何ともいえない寒々しさ、冷たさを感じた」「警察官は証拠を捜すのが仕事なのである。『証拠がなければできま………[記事全文]
[文]山口栄二 [写真]鈴木好之  [掲載]2007年06月24日

最新のコミックガイド一覧

コミックガイド

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Honey Bitter [著]小花美穂
 他人の心が読める特殊能力をもった主人公が、探偵事務所の一員として活躍するサスペンスドラマだ。  さまざまな事件が、主人公の能力のおかげで毎回みごとに解決されていく。一見華々しい活………[記事全文]
[評者]ササキバラ・ゴウ  [掲載]2007年06月24日

最新のビジネス書一覧

ビジネス書

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オバサンの経済学 [著]中島隆信
 「図々(ずうずう)しい」「自分本位」「お節介(せっかい)」。大学商学部教授の著者が、「オバサン」のイメージを学生に聞いたら、こんな答えが返ってきたそうだ。電車座席の隙間(すきま)………[記事全文]
[評者]清野由美(ジャーナリスト)  [掲載]2007年06月24日

最新の朝日新聞社の新刊一覧

朝日新聞社の新刊

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夜回り先生の「子どもたちよ! 大人たちへ」 [著]水谷修
 いじめ、自殺、不登校、ひきこもり、少年犯罪……。今、子どもたちに何が起こっているのか。何に苦しみ、悩んでいるのか。大人たちはどうすればよいのか。夜の街にさまよう子どもたちと真摯に………[記事全文]
[掲載]2007年06月24日
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いじめられている君へ いじめている君へ [編]朝日新聞社
 いじめによる自殺が相次いだ昨年暮れ、朝日新聞に緊急連載された「子どもたちへのメッセージ集」。松井秀喜、あさのあつこ、石田衣良、乙葉、長州小力、鴻上尚史、小柴昌俊、横峯さくら、松谷………[記事全文]
[掲載]2007年06月24日
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TOKYO老舗・古町・お忍び散歩 [著]坂崎重盛
 浅草、深川、神楽坂、月島、柴又、人形町……。古き良き日本が残る下町の、昔ながらの気持ちの良い路地や横丁をぶらりと歩き、お気に入りの店にフラリと入る。散歩の達人・坂崎重盛“ごひいき………[記事全文]
[掲載]2007年06月24日

本文は朝日新聞紙面でお楽しみください。

視線

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田中泯 海やまのあひだ [著]岡田正人
[評者]村山由佳(作家)  [掲載]2007年06月24日

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