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2007年07月22日

最新の書評一覧

書評

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ロバート・アルトマン―わが映画、わが人生 [編]デヴィッド・トンプソン
 好きな映画といったら、ふつう作品ひとつひとつで決まる。だが、何の気なしに観(み)て夢中になった作品のいくつかが、たまたま同一の監督の手になるものとわかる体験が何度も続けば、偶然は………[記事全文]
[評者]巽孝之(慶應大学教授・アメリカ文学)  [掲載]2007年07月22日
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思考のエシックス―反・方法主義論 [著]鷲田清一
 むずかしい本である。  この本を理解するために必要であるらしいフッサールの「現象学」ってなに? というような私が読んでどうするの? という本である。  が、「分からない」本を読む………[記事全文]
[評者]久田恵(ノンフィクション作家)  [掲載]2007年07月22日
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いい子は家で [著]青木淳悟
 一昨年、初の小説集『四十日と四十夜のメルヘン』(新潮社)で「すげえ新人が登場した!」と読書界を震撼(しんかん)(または当惑)させた青木淳悟の第2作品集はとびきりヘンテコリンな家族………[記事全文]
[評者]斎藤美奈子(文芸評論家)  [掲載]2007年07月22日
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バン・マリーへの手紙 [著]堀江敏幸
 バン・マリーとは仏語で「湯煎(ゆせん)」「湯煎鍋」のこと。直火でがんがん熱するのではなく、湯を張った鍋を間に挟むことで、ゆるやかな温(ぬく)みをもたらす。著者はこれを自分の思考法………[記事全文]
[評者]鴻巣友季子(翻訳家)  [掲載]2007年07月22日
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ドーダの近代史 [著]鹿島茂
 書名のドーダは、漫画家の東海林さだお起原で、「ドーダ、マイッタか」という究極の自慢のフレーズの由。本書にサブタイトルを付けるなら《近代史を動かした自己愛の研究》とでもなろうか。 ………[記事全文]
[評者]野口武彦(文芸評論家)  [掲載]2007年07月22日
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ホメイニ師の賓客―イラン米大使館占拠事件と果てなき相克 上・下 [著]マーク・ボウデン
 28年前、イラン革命の真っ最中に発生したテヘランでの米大使館占拠事件。その後現在まで続くイラン・米関係の決定的対立の原因であり、イラン革命がイスラーム色を強める契機となった、歴史………[記事全文]
[評者]酒井啓子(東京外国語大学教授・中東現代政治)  [掲載]2007年07月22日
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格差社会ニッポンで働くということ [著]熊沢誠
 格差を肯定する人は、勝者が高い報酬を得るのは当然であり、敗者には再挑戦の機会を与えればよいという。これに対し労働の光と陰を研究者の立場から見つづけてきた著者は、格差が拡大するなか………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2007年07月22日
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未完の建築家―フランク・ロイド・ライト [著]A・L・ハクスタブル
 落水荘、帝国ホテル、グッゲンハイム美術館……。数々の名作で知られ、日本にも作品の残る米国人建築家の評伝である。建築家には作品を創作した人生と、実際に生きた等身大の人生がある。その………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(大阪市立大教授・建築史、都市文化論)  [掲載]2007年07月22日
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ロック・デイズ [著]マイケル・ライドン
 70年代の初頭だったか。「ロックを通じてでも、革命的に世界を変えられるんじゃないか」などと、結構まじめに論議した時代のことを、思い出してしまった。ベトナム反戦から、ヒッピーなど様………[記事全文]
[評者]四ノ原恒憲(編集委員)  [掲載]2007年07月22日
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娘と映画をみて話す 民族問題ってなに? [著]山中速人
 世界で起きている紛争やテロの背景には、必ずといってよいほど「宗教」か「民族」がかかわっている。しかし、日本にいるとこれらの問題には疎くなってしまう。  本書は、「むずかしい」のひ………[記事全文]
[評者]香山リカ(精神科医、帝塚山学院大学教授)  [掲載]2007年07月22日
古典いろは随想 [著]尾崎左永子
 いろは47文字。「いろは歌」は弘法大師の作という俗説がある。それより古く、やはり字韻が重ならない「あめつちの詞(ことば)」は48音。1音の差は、ア行とヤ行の「え」が区別されていた………[記事全文]
[掲載]2007年07月22日
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テレビの時間 [著]大山勝美
 著者は「ふぞろいの林檎(りんご)たち」など数々のドラマの制作や演出を手がけてきた。電動紙芝居と軽視された草創期、時代を映し続けるドラマ、中国や韓国での指導体験、やらせ問題……。紙………[記事全文]
[掲載]2007年07月22日

最新の文庫一覧

文庫

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終戦日記 [著]大佛次郎
 昭和19(1944)年9月10日から翌年10月10日まで、太平洋戦争の終局と敗戦、戦後の混乱の日々をつづる。新聞記者や文人としきりに行き来し、原稿を書き、読書し、海外の情勢にも詳………[記事全文]
[掲載]2007年07月22日
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反社会学講座 [著]パオロ・マッツァリーノ
 〈社会学とは社会学者の個人的な偏見をヘリクツで理論化したもの〉。なぜって? 昨今言われる少年の凶悪犯罪は、むしろ減っているし、日本人が昔から勤勉だったなんてウソ……。具体的数値で………[記事全文]
[掲載]2007年07月22日
ショート・トリップ [著]森絵都
 ならず者18号が服役する「流浪の刑」は、前へ7歩、後ろへ5歩、ターンしてカニ歩きで……最後は「シュワッチ!」でジャンプを際限なく繰り返す、どんな極悪人でも泣いていやがる徒歩の旅。………[記事全文]
[掲載]2007年07月22日
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玉手箱 [著]小手鞠るい
 女の体は、ときに「産む機械」として扱われ、心はそれを裏切りもする。そんな心身の揺れを描いた小説集。過酷な不妊治療に耐える女性をリアルに描く「卵を忘れたカナリア」。表題作では、代理………[記事全文]
[掲載]2007年07月22日
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口は災い [著]リース・ボウエン
 ゆえあって他人になりすましアメリカ行きの移民船に乗り込んだモリーに、上陸直前におきた殺人事件の容疑。好奇心と行動力旺盛なヒロインが、20世紀初頭ニューヨークの活気に満ちた雑踏や路………[記事全文]
[掲載]2007年07月22日
私のなかの東京 [著]野口冨士男
 明治末の山の手生まれで大震災の前、戦災前の東京をよく知る著者が、70年代半ばの東京を歩き、明治以後の文学作品と記憶の中の姿をよみがえらせる文学散策。高見順が、浅草歴では著者の方が………[記事全文]
[掲載]2007年07月22日

最新の新書一覧

新書

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赤江瀑の「平成」歌舞伎入門 [著]赤江瀑
 ジャンルを超えて活躍する群雄が割拠して観客層をひろげる現在の歌舞伎界を、見巧者が案内する。観客層が多様化するいま、歌舞伎をよく知らない人たちをこそ動かし、見る目を鍛えていく舞台が………[記事全文]
[掲載]2007年07月22日
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イタリア病の教訓 [著]松本千城
 手を挙げたらタクシーが止まり、日曜に薬が買える。これらが昨年可能になったイタリア。若者の雇用不安や財政赤字など日本と共通の悩みも多いが、同じ「規制緩和」といっても土台は異なる。職………[記事全文]
[掲載]2007年07月22日
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邦画の昭和史 [著]長部日出雄
 副題は「スターで選ぶDVD100本」。第2次大戦後のニヒルで反抗的なヒーローの先駆けはM・ブランドより三船敏郎。日本では時代が下り石原裕次郎、高倉健へと時代を象徴する男優が変わる………[記事全文]
[掲載]2007年07月22日
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川を旅する [著]池内紀
 川は人生にもたとえられる。一つとして同じ人生がないように、川も個別に、日々刻々と違う顔を持つ。北海道から九州まで38の川を訪ね、その土地と川を人に語らせる紀行。流れのままにまかせ………[記事全文]
[掲載]2007年07月22日

最新の情報フォルダー一覧

情報フォルダー

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図書館めぐる1年 概況、資料を収録
 図書館にまつわる資料を収録した『図書館年鑑2007』が刊行された(日本図書館協会・1万9950円)。06年1〜12月のトピックとして、▽国立国会図書館を独立法人化する自民党の構想………[記事全文]
[掲載]2007年07月22日
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「日国オンライン」配信開始
 『日本国語大辞典』(小学館)のWEB版「日国オンライン」の配信が今月から始まった。  50万項目、100万用例のほか、風俗・服飾・絵巻物などの関連図版5000点を検索、閲覧できる………[記事全文]
[掲載]2007年07月22日
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『富士山の植物図鑑』発行
 富士山の周辺に生育する500種の植物をカラー写真付きで解説する『富士山の植物図鑑』(東京書籍、2940円)が発行された。  植物ごとに、分布帯、生育環境、生活型、草丈、開花時期や………[記事全文]
[掲載]2007年07月22日

最新のたいせつな本一覧

たいせつな本

森本哲郎『生きがいへの旅』 陰山英男(下)
 私はかつて、インドを旅したことがある。  インドを旅しようと思ったきっかけは、森本哲郎氏の「旅シリーズ」を読んでいたからだ。  中でも『生きがいへの旅』で書かれていることは、非常………[記事全文]
[掲載]2007年07月22日

最新の話題の本棚一覧

話題の本棚

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夏の怪談 全部最後まで読み通せますか?
 蒸し暑い夜は、怪談を読むに限る。この夏も背筋のゾクッとする本が出そろった。  あやしい世界を描き出すならこの人、京極夏彦著『旧怪談(ふるいかいだん) 耳袋(みみぶくろ)より』だ。………[記事全文]
[評者]中村真理子  [掲載]2007年07月22日

最新の売れてる本一覧

売れてる本

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生物と無生物のあいだ [著]福岡伸一
 「生命とは何か?」  シンプルな問いだが答えるのは難しい。砂浜の小石と貝殻、拾ってみれば貝殻がかつて生命を持っていたことを私たちは知っている。でも、両者の決定的な違いは説明するの………[記事全文]
[評者]中村真理子  [掲載]2007年07月22日

最新の著者に会いたい一覧

著者に会いたい

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シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン 小路幸也さん
 前作『東京バンドワゴン』がブレークした小路幸也(しょうじゆきや)さん。その続編となる本書も、頑固親父(おやじ)とその大家族をめぐる下町の物語だ。第3作や外伝の執筆依頼も届き、著者………[記事全文]
[文]堀田あゆみ [写真]伊藤健次  [掲載]2007年07月22日

最新のコミックガイド一覧

コミックガイド

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当世白浪気質―東京アプレゲール [著]杉山小弥花
 この作品の主人公は美術品泥棒だ。高価な美術品や骨董(こっとう)品をつけねらい、同居人の少女とともに、毎回その品物をめぐるドラマに巻き込まれていく。きらびやかなお宝に囲まれた華やか………[記事全文]
[評者]ササキバラ・ゴウ  [掲載]2007年07月22日

最新のビジネス書一覧

ビジネス書

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平成男子図鑑 [著]深澤真紀
 全共闘から大量定年まで、何かと話題となる団塊世代に比べて、団塊ジュニアは影が薄い。彼らの存在感が希薄なのは、豊かな社会に生まれ育ったがゆえに、生き方が個人志向になり、社会や経済を………[記事全文]
[評者]清野由美(ジャーナリスト)  [掲載]2007年07月22日

最新の朝日新聞社の新刊一覧

朝日新聞社の新刊

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ロストジェネレーション―さまよう2000万人 [著]朝日新聞「ロストジェネレーション」取材班
 いま25〜35歳の世代は、戦後最長の不況期に社会人となり、正社員になれなかった人も多い。最底辺の労働者として、あるいは時代の先駆者として、新たな生き方を模索する彼らを「ロストジェ………[記事全文]
[掲載]2007年07月22日
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指先からソーダ [著]山崎ナオコーラ
 言葉は指先から泡立つソーダ。世界の不思議とおかしみ、作家としての覚悟、言葉への懐疑と信頼、学生時代の思い出、父と娘の関係、コミュニケーションへの違和感……。身近な出来事から世界を………[記事全文]
[掲載]2007年07月22日
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鉄塔家族(上・下) [著]佐伯一麦
 街のシンボルでもある放送用鉄塔の建設が進む東北の都市を舞台に、その麓に暮らす人々の生活を情緒豊かな筆致で、丁寧にたんたんと描く。小説家・斎木と草木染作家・菜穂の夫婦を中心に、喫茶………[記事全文]
[掲載]2007年07月22日

本文は朝日新聞紙面でお楽しみください。

視線

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INNOCENCE [著]石内都
[評者]村山由佳  [掲載]2007年07月22日

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