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掲載日別一覧

2008年02月10日

最新の書評一覧

書評

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死刑―人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う [著]森達也
 あなたは、知らないうちに死刑について考える権利を奪われている。それを知っているか、と本書は問う。  もちろん、日本の極刑は「死刑」ということを知らない人は、まずいないだろう。少し………[記事全文]
[評者]香山リカ(精神科医、帝塚山学院大学教授)  [掲載]2008年02月10日
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ひげがあろうがなかろうが [作]今江祥智 [絵]田島征三
 〈あそこは、この世のいきどまりよ〉。お父(とう)がそう呼ぶ切り立った山のこちら側、崖(がけ)のふもとの大竹林のそばで、たけはお父と暮らしていた。家の裏には小屋があり、「裏住みの男………[記事全文]
[評者]斎藤美奈子(文芸評論家)  [掲載]2008年02月10日
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朝河貫一とその時代 [著]矢吹晋
 あなたは朝河貫一を知っていますか?  朝河はエール大学で歴史学教授を務めた初めての日本人。1873年、戊辰の役に敗れた旧二本松藩に生まれ、今の早稲田大学を経て渡米し、歴史学を修め………[記事全文]
[評者]高原明生(東京大学教授・東アジア政治)  [掲載]2008年02月10日
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ポスト戦後政治への対抗軸 [著]山口二郎
 小泉政権以降、国内の政策では平等の崩壊が進む。著者は、英国の政治学者クラウチが命名したこのような「ポスト・デモクラシー」という現象のなかで、なぜ西欧左派が政権を奪取でき、日本では………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2008年02月10日
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戦争の日本史18 戊辰戦争 [著]保谷徹
 戊辰戦争は、慶応四年(1868)から翌明治二年まで明治新政権と旧幕府・諸藩の間で東西を二分して闘われた内戦である。本書が挙げる数字では、両軍の死者数は1万3572人。幕末日本の人………[記事全文]
[評者]野口武彦(文芸評論家)  [掲載]2008年02月10日
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米朝よもやま噺 [著]桂米朝
 桂米朝師匠には、上方芸能に関する研究や著述においても第一級の仕事がある。たとえば舞台となる界隈(かいわい)の歴史や地誌を詳しく紹介した『米朝ばなし 上方落語地図』は、地域研究をも………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(建築史家)  [掲載]2008年02月10日
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昭和十年代の陸軍と政治―軍部大臣現役武官制の虚像と実像 [著]筒井清忠
 これまでの通説では、昭和10年代に陸軍が横車を押すための政治的武器になったのが、二・二六事件の後に復活した軍部大臣現役武官制であったという。もし軍部が首相や首相候補者と対立したら………[記事全文]
[評者]赤澤史朗(立命館大学教授・日本近現代史)  [掲載]2008年02月10日
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敗戦の記憶―身体・文化・物語 1945―1970 [著]五十嵐惠邦
 著者は60年大阪生まれ、現在は米国バンダービルト大学歴史学部準教授。本書は2000年にプリンストン大学より出版された著書の邦訳。  敗戦研究といえば、わが国でも加藤典洋らの仕事が………[記事全文]
[評者]巽孝之(慶應大学教授・アメリカ文学)  [掲載]2008年02月10日
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外交―多文明時代の対話と交渉 [著]細谷雄一
 外交とは何か。この大きな問いに真正面から取り組んだ意欲作である。  筆者は、「主権国家間で行われる交渉や政策」としての外交が、19世紀欧州で確立するに至った軌跡を、カリエール、サ………[記事全文]
[評者]奈良岡聰智(京都大学准教授)  [掲載]2008年02月10日
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ロスチャイルド家と最高のワイン [著]ヨアヒム・クルツ
 シャトー・ラフィット・ロートシルトとシャトー・ムートン・ロートシルトといえば、ボルドーワインのファンにとっては、ともに垂涎(すいぜん)の的である。ぼつぼつリリースされる05年もの………[記事全文]
[評者]山下範久(立命館大学准教授・歴史社会学)  [掲載]2008年02月10日
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カメラは時の氏神―新橋カメラ屋の見た昭和写真史 [著]柳沢保正
 戦争前、「家一軒買える」といわれた値段でライカを購入。東京の新聞社で写真部員として腕を上げ、戦後は新橋に「ウツキカメラ」を開いた宇津木發生(はつお)への聞き書きを中心に、昭和の初………[記事全文]
[掲載]2008年02月10日
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水戦争―水資源争奪の最終戦争が始まった [著]柴田明夫
 石油や金属など資源の枯渇が声高に叫ばれているが、「最も懸念すべき資源問題」は世界的な水不足だという。中国やインドなどの急速な経済発展や地球温暖化を背景としたバイオ燃料ブームで食糧………[記事全文]
[掲載]2008年02月10日

最新の文庫一覧

文庫

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ルーマニア・マンホール生活者たちの記録 [著]早坂隆
 ルーマニアではチャウシェスク政権時代に、多産政策のもとで、たくさんの子どもが遺棄・放置され、路上生活者となったその一部はブカレストのマンホールに住みついた。流血革命による社会主義………[記事全文]
[掲載]2008年02月10日
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窓を開けると [著]池部良
 日本映画黄金時代の二枚目俳優、その後、エッセイストとしても名をはせる著者の、文庫オリジナルの最新刊。エッセーでもあり、小説のようなものもあり。日常生活をうかがえるかと思えば、戦争………[記事全文]
[掲載]2008年02月10日
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頭の中がカユいんだ [著]中島らも
 表題作は86年、一般に刊行された著者初めての小説にして「ノン・ノンフィクション」と自称する作品。ある日妻子を残して家出し、大阪の町をさまよう「僕」の日々を、世界への強烈な違和感と………[記事全文]
[掲載]2008年02月10日
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「論語」の話 [著]吉川幸次郎
 「『論語』とはどんな書物か」から始まり、日本での読まれ方、孔子の思想や生き方を平明な語り口で説く。「老子」や「聖書」と比較するなど、さまざまな角度から焦点をあて、学問や政治への姿………[記事全文]
[掲載]2008年02月10日
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数独パズル殺人事件 [著]シェリー・フレイドント
 静かな田舎町の「パズル博物館」が、再開発で閉館の危機に。助けを求める老館長のもとへ、オタク数学者に成長したかつての常連ケイトが駆けつける。殺人現場に残された手がかりは、やりかけの………[記事全文]
[掲載]2008年02月10日
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夢の途上―ラフカディオ・ハーンの生涯アメリカ編 [著]工藤美代子
 ハーンの伝記作者エリザベス・ビスランドに焦点をあてた評伝。美と才気で若い作家たちのミューズとして君臨し、富豪と結婚した後もハーンとの陰影に富む交友は続いた。南部の名家に生まれジャ………[記事全文]
[掲載]2008年02月10日

最新の新書一覧

新書

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昭和天皇 [著]原武史
 一般の人の目が届かない皇居の内側に、宮中祭祀(さいし)というものがある。昭和天皇は、戦前から最晩年までとても熱心に、その場で祈り続けていた。何を信じ、誰のために、何を祈っていたの………[記事全文]
[掲載]2008年02月10日
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物語 京都の歴史 [著]脇田修・脇田晴子
 それぞれ近世、中世を専門とする研究者夫婦の共著。原始・古代の京都盆地のありさまから、都が築かれた平安京、鎌倉・室町・戦国・江戸期、明治と、現代の地図に各時代ごとの歴史地図を重ね、………[記事全文]
[掲載]2008年02月10日
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にっぽんの知恵 [著]高田公理
 帯に「『ええかげん』が日本を救う」。銭湯は日本の民主主義の原点といった話をはじめ、自然観や生活など身近で深部では平和主義にもつながる話題を共同で討議し、朝日新聞大阪本社版に連載し………[記事全文]
[掲載]2008年02月10日
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僕らの憲法学 [著]田村理
 憲法は、国民が守るべきルールだと思いますか? イエスと答えた人は、本書必読。その理由を知らずに「憲法も新しいほうがいい!」なんて言うのは早すぎる。映画「それでもボクはやってない」………[記事全文]
[掲載]2008年02月10日

最新の情報フォルダー一覧

情報フォルダー

「戦乱の日本史」を小学館が刊行開始
 小学館は、時代の転換点に起きた戦乱に新たな視点で迫る週刊『新説 戦乱の日本史』の刊行を始めた。全50冊で来年1月に完結予定。古代の蘇我・物部の決戦から日露戦争に至る戦乱について、………[記事全文]
[掲載]2008年02月10日
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大名事典、江戸期434家を網羅
 関ケ原の戦いの後に存在した大名434家を収録した『江戸時代 全大名家事典』が、東京堂出版から発刊された。藩の由来や発祥地、入転封などを概括的にまとめた事典。江戸期の全藩主3489………[記事全文]
[掲載]2008年02月10日
『三枝和子選集』全6巻が完結
 鼎(かなえ)書房から『三枝和子選集6』が刊行され、全6巻が完結した。作家三枝和子(1929〜2003)は、ギリシャ神話と日本の古典文学を通して男女や親子の関係性を描き出すなど、女………[記事全文]
[掲載]2008年02月10日

最新のたいせつな本一覧

たいせつな本

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夏目漱石『三四郎』 柴田翔(下)
 先週の「バベットの晩餐会」からは物語の声が聞こえてくるとすれば『三四郎』では語り手の視線が見える。世馴(な)れぬ主人公に寄り添い、世間に戸惑う青年を軽くからかうように見守る温かい………[記事全文]
[掲載]2008年02月10日

最新の話題の本棚一覧

話題の本棚

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天璋院篤姫 ドラマ・小説・史料で浮かぶ人物像
 NHKの大河ドラマ「篤姫(あつひめ)」の人気もあって、幕末から明治への激動期、薩摩の島津家から13代将軍徳川家定の正室となった天璋院(てんしょういん)篤姫にスポットがあたっている………[記事全文]
[評者]三ツ木勝巳  [掲載]2008年02月10日

最新の売れてる本一覧

売れてる本

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お金は銀行に預けるな [著]勝間和代
 強い命令形の本のタイトルに腰が引ける読者がいるかも。  著者の主張は明快。低金利の現在では、お金を預金するのはリスクになる。株や債券などが上がっているとき、資産を増やす機会を失っ………[記事全文]
[評者]小柳学(編集者)  [掲載]2008年02月10日

最新の著者に会いたい一覧

著者に会いたい

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医学のたまご 海堂尊さん
 デビュー作『チーム・バチスタの栄光』が映画になった。医師で作家の海堂尊(かいどう・たける)さんの最新刊は、初めて中高生向きに書いた小説だ。  表紙にはヨシタケシンスケさんが描くほ………[記事全文]
[文]中村真理子 [写真]郭允  [掲載]2008年02月10日

最新のコミックガイド一覧

コミックガイド

800 [原作]川島誠 [漫画]たまきちひろ
 佐藤多佳子『一瞬の風になれ』、三浦しをん『風が強く吹いている』など、陸上競技を題材とした青春小説が人気を集めている。その元祖的存在が、川島誠『800』だ。タイトル通り、800メー………[記事全文]
[評者]南信長  [掲載]2008年02月10日

最新のビジネス書一覧

ビジネス書

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CEO VS.取締役会 [著]アラン・マレー
 05年2〜3月、米国の巨大企業で最高経営責任者(CEO)が続けざまに事実上解任された。あまりにも権力を掌握しすぎたヒューレット・パッカード(HP)社のカーリー・フィオリーナ、経営………[記事全文]
[評者]勝見明(ジャーナリスト)  [掲載]2008年02月10日

最新の朝日新聞社の新刊一覧

朝日新聞社の新刊

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ブランケット・キャッツ [著]重松清
 馴染んだ毛布とともにレンタルされる猫たち。「いま」を生きる人の孤独と猫のしなやかさ。リストラされた父親が家族にささやかな夢として猫を借りてきた「我が家の夢のブランケット・キャット………[記事全文]
[掲載]2008年02月10日
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教えて、金融のこと [著]北村慶
 リアルな金融業界のやさしい道案内。話題のサブプライム問題と証券化の仕組みや外資系金融、投資銀行、資産運用会社の儲けの実態、さらにファンド・マネジャーの高年収の仕組みから金融パーソ………[記事全文]
[掲載]2008年02月10日
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朱蒙(下) [著]チェ・ワンギュ、チョン・ヒョンス、ホン・ソクチュ
 大人気韓国ドラマ『朱蒙』の原作小説。高句麗始祖・朱蒙の波乱万丈の生涯をたどる壮大な歴史ロマンがついに完結。下巻では、建国に至る壮絶な戦い、古代朝鮮神話から高句麗へと受け継がれた精………[記事全文]
[掲載]2008年02月10日

本文は朝日新聞紙面でお楽しみください。

視線

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駄美術ギャラリー [著]現代美術二等兵(籠谷シェーン+ふじわらかつひと)
[評者]北澤憲昭(美術評論家)  [掲載]2008年02月10日

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