「9・11」から8年がたつ。事件はなぜ引き起こされたのか。米国がそれを防げなかったのはなぜか。 アルカイダ指導者のビンラディンやザワヒリ、米連邦捜査局(FBI)捜査官オニールら………[記事全文]
[評者]松本仁一(ジャーナリスト) [掲載]2009年9月6日
「苦い現実を知ってしまうと、コーヒーの味が台無しになるかもしれない。『禁断の実』を食べてみますか」。このように述べながら著者は議論を始める。コーヒーの香味は一般的に七割が生豆の生………[記事全文]
[評者]広井良典(千葉大学教授・公共政策) [掲載]2009年9月6日
1990年以後、旧ユーゴスラビアやイスラム圏で噴出する問題を考えると、かつてそれらを統合していたオスマン帝国(1299〜1922年)に行き着く。オスマン帝国は、アナトリア地域にト………[記事全文]
[評者]柄谷行人(評論家) [掲載]2009年9月6日
テレビの気象予報。ピンクのワンピースを着た女性アナウンサーが斜めにコンパニオン立ちして「今日はお洗濯日和ですね」と言う。ブルーのブレザーを着た男性気象予報士が「発達した雨雲が……………[記事全文]
[評者]耳塚寛明(お茶の水女子大副学長・教育社会学) [掲載]2009年9月6日
タイトルから想像されるとおり、本書は一種のハウツー本である。あるジャンルの音楽に関して「分かる」「分からない」という言い方があるけれど、本書は、音楽を「分かる」ようになる、つまり………[記事全文]
[評者]奥泉光(作家、近畿大学教授) [掲載]2009年9月6日
土方のマサ。ヒッピーのエンディ。大工のウィリー。オカマの次郎さん。熊撃ちの征三さん……武骨で、不器用で、率直で、酒飲みで、恋に一途で、ちょっとだめで、つまりいろっぽいのです、みん………[記事全文]
[評者]平松洋子(エッセイスト) [掲載]2009年9月6日
2007年、長年ノーベル文学賞「候補」に挙げられてきた英国作家レッシングが、同賞最高齢の88歳でついに受賞した。『黄金のノート』などで名は知られながら、邦訳書は意外と少ない。受賞………[記事全文]
[評者]鴻巣友季子(翻訳家) [掲載]2009年9月6日
05年はフランスの思想家アレクシス・ド・トクヴィルの生誕200年だった。本書はその記念シンポジウムの記録である。 トクヴィルは1830年代にフランスの貴族としてアメリカの民主主………[記事全文]
[評者]久保文明(東京大学教授・アメリカ政治) [掲載]2009年9月6日
経済的に繁栄し自由を享受した17世紀の黄金期オランダで、レンブラントやフェルメールらに劣らぬ画家がいたという。自然光を重視した独特の色調、正確な遠近法で街に残る中世の教会や教会内………[記事全文]
[掲載]2009年9月6日
30歳の誕生日を機に離婚しようとするフリーターの、夫婦の破綻(はたん)のてんまつが語られる夏の一日(表題作)ほか、不況、老いてゆく親、妊娠、別居などをめぐり、現代の夫婦と家庭のあ………[記事全文]
[掲載]2009年9月6日
フランス料理とは何か? 歴史と特質、技術の継承について、また、これをどう学んでゆくべきか。この道を目指す者たちに向け、自身の経験をもとに説く。フランス料理の研究と普及に尽くした著………[記事全文]
[掲載]2009年9月6日
切符をなくした少年イタルは、「駅の子」として暮らさなくてはならないことに。舞台は東京駅、改札からは決して出られない、ただし、路線上ならば自由に行き来できる「駅の子」たちは、仲間た………[記事全文]
[掲載]2009年9月6日
松本清張「点と線」に見るごとく、時刻表の奥は深い。1日2往復しかない、1駅間しかない、などは序の口。下り列車しか停車しない、同区間の普通列車で所要時間が違う、などなどディープな読………[記事全文]
[掲載]2009年9月6日
普段何げなくしているお辞儀などマナーの基本は、実に明治末期の旧文部省が示したもの。本書では、年長者の安否を問う朝晩のあいさつ、下座側の足から始める室内歩行、訪問や物の受け渡しの心………[記事全文]
[掲載]2009年9月6日
人生50年から80年に延び、老いと病に大きな関心が向けられた結果、死が覆い隠されてしまった。そう説く著者は「死におもむくことを生の重さとともに引き受ける」かつての死生観を思い起こ………[記事全文]
[掲載]2009年9月6日
『子どもの貧困白書』を明石書店が刊行した。大学教授や弁護士、ジャーナリストらでつくる編集委員会が編んだ。日本の子どもの貧困の実態を事例とデータで明らかにし、社会のあり方を問う。貧………[記事全文]
[掲載]2009年9月6日
『都道府県別 全国方言辞典』(佐藤亮一編)を三省堂が刊行した。項目数は3800。日常生活で広く使われている代表的な方言を選んで、例文を付けて紹介している。それぞれの土地の人による………[記事全文]
[掲載]2009年9月6日
ゲノムや遺伝学研究の成果を学生向けに平易に書いた『オンリーワン・ゲノム 今こそ「遺伝と多様性」を知ろう』(鎌谷直之著)を星の環(わ)会が出版した。分子生物学など専門的な観点、遺伝………[記事全文]
[掲載]2009年9月6日
今後の図書館の在り方をどう考えるのか――。全国の公共図書館、学校図書館などが加盟、4800人の個人会員がいる日本図書館協会(東京都中央区)が、総選挙の直前、主要8政党に聞いた書面………[記事全文]
[掲載]2009年9月6日
お茶の水女子大名誉教授の外山滋比古さんの『思考の整理学』(ちくま文庫)が先月31日の増刷で101万5400部となり、文庫化から23年で100万部を突破した。ロングセラーがミリオン………[記事全文]
[掲載]2009年9月6日
複雑な家庭のもと、さまざまな思いのすれ違いから放埒(ほうらつ)な生活を送ったあげく、結核に冒されてしまった弟の碧郎(へきろう)と、彼にどこまでも献身的な愛を注ぎ、最愛の弟の死を看………[記事全文]
[ナビゲーター]重松清(作家) [掲載]2009年9月6日
春日丘高校でもぼくは演劇部に入った。しかし先輩たちがモリエール「女学者の群れ」を上演し、ぼくには役がつかなかったので、しばらく部活から遠ざかっていた。そのうち三年生が卒業したので………[記事全文]
[筆者]筒井康隆(作家) [掲載]2009年9月6日
本書に書かれていることの大半は「小泉改革が日本をダメにした」「勝ち負けを重視しすぎ」といった、ワイドショーのようにわかりやすく、かつ古くさい現代社会批判である。だがこの本の唯一新………[記事全文]
[評者]佐々木俊尚(ジャーナリスト) [掲載]2009年9月6日
初秋の函館は、澄みきった青空に真綿のような雲がぽっかりと浮かんでいた。包み込む笑顔で迎えてくれた宇江佐さんは、この街で生まれ、ずっと暮らしている。「宇江佐」は、天気を意味する英語………[記事全文]
[文・写真]西秀治 [掲載]2009年9月6日
度重なる自殺未遂の末、病院に担ぎ込まれた主人公・セイ。自殺を繰り返す“常習指定者”たちと共に、次に目覚めた場所は、絶海の孤島だった。ネット上では、爆発的に増える自殺者の医療費や社………[記事全文]
[評者]山脇麻生(ライター) [掲載]2009年9月6日
プレゼンの達人。なんと魅惑的な響きだろう。会議や講演で、もっとうまく話せたら……そう思っている人は多いはず。ビジネス書でもよく取り上げられるテーマだが、ノウハウを頭に入れただけで………[記事全文]
[評者]梶山寿子(ジャーナリスト) [掲載]2009年9月6日

[評者]村山由佳(作家) [掲載]2009年9月6日