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文庫

土の中の子供 [著]中村文則

[掲載]2008年01月20日

 親に捨てられ、遠い親類に引き取られた幼い日。それは、殺されずに生活をやり過ごすことがすべての地獄だった。すさまじい暴力の体験は、27歳になった今も生と死の境を危うくし、むしろ「私」を暴力のほうへと誘い出す。絶望の中に残る、わずかな生への希望を探る芥川賞受賞作。「蜘蛛(くも)の声」を併録。

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