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宮崎哲弥さん テレビ番組に多数出演。近著は『M2:思考のロバストネス 』(共著、インフォバーン)。来年こそ懸案の仏教対論を出す予定。
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(1)自由と社会的抑圧(シモーヌ・ヴェイユ著、冨原真弓訳)
(2)デリダの遺言 「生き生き」とした思想を語る死者へ(仲正昌樹著)
(3)道元 自己・時間・世界はどのように成立するのか(頼住光子著)
「理想主義」を履き違え、時の流れに抗し、なお「変わらない夢」を見続けたがる者たちと戦うために。
(1)共産主義とファシズムという狂った「理想」が猛威を揮(ふる)った時代に抗(あらが)った聖女、ヴェイユの代表的論著の新訳。第四章「現代社会の素描」を一読すれば、誰もが息を呑(の)むだろう。「あらゆる領域において成功はほぼ場当たり的なものと化し」、「受動性、投げやりな態度、万事を外部に期待する習慣、奇蹟(きせき)への軽信が育まれるようになった」。これはまさに「いま」の姿だ!
(2)「生き生き」とした語り口の言論人たち。古いマンガのセリフを援用すれば、お前はすでに死んでいる! それなのに、右にも左にも「生き」のよいゾンビたちが徘徊(はいかい)している……。デリダの衣鉢を継ぐ、アグレッシヴな言説批判。
(3)そして人は「空」なる世界を観じ、新たな「現実」をみる。道元のように。