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ここから本文エリア 現在位置:asahi.com>BOOK>書評>[評者]その他> 記事 書評 久世光彦の世界―昭和の幻景 [責任編集]川本三郎・齋藤愼爾[掲載]2007年04月22日 昭和にこだわった作家久世光彦の追悼アンソロジー。「久世さんの書く文章にはそういえば『果て』という感じがある。何かが果てたあとの、哀(かな)しみと明るさ」(作家川上弘美)。ロケが大嫌いだった、と演出家大山勝美。終わると一瞬のうちに無に帰するスタジオの「劇的な虚無感が何とも好きだったのではなかろうか」。そして久世による劇画家上村一夫追悼には、「死んだ奴にはかなわない」「生き残った奴は仕方がないから、うろたえながらハハハと笑ってみせるより他にない」。
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