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書評

結党!老人党 [著]三枝玄樹

[掲載]2007年06月10日

 もう守るべきものはないから、すべてをなげうって衆議院議員をめざし、この国の政治を変えると、72歳の辰夫は東京・巣鴨のとげぬき地蔵で演説を始める。続いて各地の老人ホームで。「何かしてもらいたいのではなく、何かしたいんだ」という老人たちの共感が広がり、国会で老人党をつくるべく、42人が立候補した。政権党中枢は対応を誤って自滅し、その後、老人党は最大政党に。首相となった辰夫は、ある法案を提出する……。胸のすくような政治ファンタジーだ。

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