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ここから本文エリア 現在位置:asahi.com>BOOK>書評>[評者]その他> 記事 書評 満州事変から日中全面戦争へ [著]伊香俊哉[掲載]2007年07月01日 日本は中国で何をしたのか。謀略と国際法の蹂躙(じゅうりん)で戦線を拡大した軍部、満州事変を正当化した国際法学者……。通史を描きながら、捕虜や市民の虐殺、従軍慰安婦、細菌兵器開発の人体実験などの実態や背景に迫る。一方で、細菌兵器に膨大な経費や医学者を投入しながら、多数の戦傷病死者を出したことについて「兵士の死を軽んじる日本軍の体質を見事に反映していた」と看破する。歴史観が摩擦を起こしている今、「何があったのか」を直視する大切さを改めて感じる。
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