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書評

タックスヘイブン [著]C.シャヴァニュー、R.パラン

[掲載]2007年07月08日

 タックスヘイブン(租税回避地)というと脱税やマネーロンダリング(資金洗浄)などを想起しがちで、一般人には無縁の世界に思える。しかし実態は、世界金融の半分以上が流れ込み、資本が瞬く間に世界中を駆けめぐるグローバル経済を裏から動かすシステムそのものだと本書は指摘する。その起源や発展の歴史、だれがどのように「合法的に」税金を安くするために利用し、その結果、どんな影響が出るかを、仏英のジャーナリストと研究者が分かりやすく示した。

    ◇

杉村昌昭訳

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