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書評

雨過ぎて雲破れるところ [著]佐々木幹郎

[掲載]2007年09月16日

 群馬県嬬恋村の浅間山麓(さんろく)にある山小屋で週末を過ごす詩人の生活をつづったエッセー。友人たちと協働で小屋を増築し、地元の人々も巻き込んでコンサートや宴会、草刈り、氷のオブジェづくりなど、さまざまなイベントにも精を出す。山小屋では労働と遊びの区別がない。「われわれはよぼよぼの老人になっても山小屋で遊びたい」という日々は、豊かな自然と、層の厚い人間関係の中にこそ訪れる。表題は、青空の鮮やかな色の意とか。読んで、涼気に吹かれる思いだ。

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