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ここから本文エリア 現在位置:asahi.com>BOOK>書評>[評者]その他> 記事 書評 渾身 [著]川上健一[掲載]2007年09月30日 島根県の隠岐島では20年に一度、夜を徹して古典相撲が神社に奉納される。地区の誇りをかけて男たちがぶつかるその晴れの一日に、地域に根ざして生きる老若男女の思いを凝縮させた小説。親が認めぬ結婚で地元のひんしゅくも買った英明が、最後の大一番に登場する最高位に選ばれる。期待に応えようとけいこを重ねた本番は、延々と続く死闘に。見守る再婚相手の多美子、5歳になる先妻の娘ら。個々の思いも昔ながらのしがらみも、ともに大切に生きようとする姿がすがすがしい。 ここから広告です 広告終わり 書評 バックナンバー
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