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書評

少女売買―インドに売られたネパールの少女たち [著]長谷川まり子

[掲載]2007年12月16日

 ネパールの山間の貧しい集落で暮らしていた12歳の少女チャンヌーは、親類の男に「首都カトマンズの工場で働かないか」とだまされ、インドの売春宿に売られた。5年後に警察の摘発で救出されるまで、多い日は100人の客をとらされ、HIVに感染し、差別で帰郷もかなわない――。

 年間7000人もの少女が人身売買の犠牲になっている実態と背景に迫る。取材をきっかけに、被害者を支援するボランティアにかかわって10年になる著者による渾身(こんしん)の記録。

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