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ここから本文エリア 現在位置:asahi.com>BOOK>書評>[評者]その他> 記事 書評 毒ガス開発の父ハーバー [著]宮田親平[掲載]2008年01月13日 毒ガス開発の父でもある、ノーベル賞学者のフリッツ・ハーバー。ユダヤ系ドイツ人として生まれ、第1次大戦では愛国心から毒ガス戦の先頭に立つ。だが、その見返りは、ナチスによる「国外追放」と恐らく自らが開発に関与した毒ガスによる同胞の虐殺だった。やはり科学者で「科学を邪悪な目的に使った」と抗議の自死を遂げた妻や日本の製薬王・星一との交流、日本の毒ガス開発へのかかわりにも迫る。科学の功罪、ナショナリズムと結びついた時の危うさは今も変わらない。
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