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書評

病み情報社会 [著]金子義保

[掲載]2008年01月20日

 「病み情報」とは聞き慣れない言葉だが「病の発症を促進させ、寿命を短縮させる」情報だと現役医師である著者はいう。流通させるのは役所、製薬会社、医学部、病院、マスコミ、つまり医療にかかわるネットワークだとも。あらゆる現代的な病の記述を淡々と積み重ねることで、危機的状況を浮き彫りにしながら、限りない生存競争を是とする現代社会に異をとなえる。病をつくりださず、持続可能な社会をつくりだすことは我々にできるだろうか。

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