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書評

俳景(三)―洛中洛外・地球科学と俳句の風景 [著]尾池和夫

[掲載]2008年01月27日

 著者は地球物理学者、京都大総長にして俳人である。所属する結社誌に連載のエッセーをまとめた3冊目。地球のプレートが集まり、押し合う変動帯では、時に激しい地震が起きる。そんな地域と安定大地とでは、生まれ育った人々の文化も異なるだろうと著者はいう。俳句作品を折々挟み込みながら、内外の地震やその対策、地球に起きる物理的事件などを語る。大陸と大洋のはざまに位置する日本列島に生まれた小さな文芸が、なんとも貴重に思えてくる。

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