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書評

森と人間―生態系の森、民話の森 [著]田嶋謙三、神田リエ

[掲載]2008年03月09日

 世界各地の例を挙げて森と人とのかかわり合いを紹介している。日本では統計上の森の面積は減っていないのに森の多面的な働きが大幅に落ち込んでいる、と指摘。それとは対照的に、欧米では森の維持のため受益者側が一定額の対価を支払っているため森は相変わらず健在だという。一方で、山や森を舞台に様々な動物や妖怪が登場する数多くの民話を紹介。それが、森に恐れを抱き、森と親しみ、自然の中に身を置いていた昔の人々の暮らしぶりを想像させ、興味深い。

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