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ここから本文エリア 現在位置:asahi.com>BOOK>書評>[評者]その他> 記事 書評 黒川能の里―庄内にいだかれて [写真]大石芳野 [文]馬場あき子[掲載]2008年03月16日 「黒川能」は、山形県の黒川村(現・鶴岡市)で500年もの間伝わってきた民俗芸能である。深い雪の中、春の訪れを告げる神事として、農民たちが世襲で受け継いできた。謡、面装束など「能」の継承だけではない、開催するための準備や当日のふるまいなどの大変さを知ると、現在も演じられ続けていることが奇跡のようだ。農の危機は能の危機。持ちこたえ、伝え続ける人びとのこころざしに敬服する。黒川の能と人に魅せられ、10年通った写真家と、30年通う歌人の共著。
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