[掲載]2008年5月11日
スーパーの値札に「98円」が多いのはなぜ? ヒット曲「千の風になって」は英語詩の訳だが、「万の風」だったら語感がこんなに日本人の琴線に触れただろうか?
身近な言葉への疑問から、著者は日本語のものの名前と数の感覚的な関係を解く。例えば千も万も古くから「多数」を表すが、千は「飛散して数えるのが難しい」の意もある。私たちは、数の持つ歴史的意味付けや表音や数字の形からも様々なイメージを得ている。言語学者による、まじめで楽しい数についての本だ。
著者:飯田 朝子
出版社:小学館 価格:¥ 788