青木昌彦書評
最新20本
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外国人による評価がとても気になる日本人にとって、その共同意識に影響を与えるような書物が節目、節目に現れることがある。四半世紀前にでたボーゲルの『ジャパン・アズ・ナンバーワン』は、...
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エンロンのスキャンダルの発覚直後に出版された本書には、次のようなくだりがある。「最近の……市場志向的波動は政府の無駄な活動に関するさまざまな話題が原因で大きくなった。歴史の歯車は...
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郵政選挙の余韻も収まり、次の首班を選ぶ筋書きのないドラマがどのように展開するかに、人々の関心は移りつつある。だが、郵政選挙とはいったい何だったのか。小泉首相という個性ある政治家の...
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『比較の亡霊』とは魅惑的なタイトルだ。作者は外国の出来事を観察していて、母国をあたかも望遠鏡の反対側から覗(のぞ)き見るような「めまい」の感覚にとらわれた。この経験は後で見るよう...
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(1)マオ 誰も知らなかった毛沢東 上・下(ユン・チアン、ジョン・ハリデイ著、土屋京子訳)
(2)憤青 中国の若者たちの本音(沙柚著)
(3)ボブ・ディラン自伝(菅野ヘッケル...
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- [評者]青木昌彦―書評委員のお薦め「今年の3点」
- [掲載]2005年12月25日
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本書は、戦後日本の経済政策の形成に枢要な役割を果たしてきた宮崎勇氏のインタビューの記録である。
氏は戦後大学卒業とともに経済安定本部に入り、傾斜生産方式の運営に携わったのを始め...
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ワープロ、ケータイの普及によって、日本人は筆で字を書くという営為から疎くなりつつある。このことは我々の精神性や社会性にどう影響するのだろうか。
卓越した書家である著者は書を性格...
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ディランと言えば、日本では団塊の世代には「風に吹かれて」「時代は変わる」に代表されるプロテストソングのシンガー・ソングライターとして記憶され、その後の世代にとっては「オー・マーシ...
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フランスのアカデミアにおいて、アナール派の歴史学者たちは際だった存在感を示す。本書はその学派の巨星ブローデルの没後10年たって編まれた雑誌論文、未発表ノート、講演などの集成の2巻...
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二、三年ほど前、「中国脅威論」(経済的な意味での)が高まったとき、著者は中国と日本は経済的には競争と言うより、補完の関係にあると言う冷静な議論をリードした。それから中国における「...
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著者のヒールはかつて30代の若さで一流の経済学学術誌の編集長を務めた理論経済学の俊英であったが、その後興味を環境問題や証券経済学に移した。本書を書いていた頃には、スタンフォード大...
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ノーベル賞受賞者のソローは、「IT革命の影響はあらゆるところに感ぜられるが、統計にだけ現れてこない」と10年ほど前に述べた。それ以来、このパラドックスをどう解くか、経済学の一大関...
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あの帝政ロシアの「怪僧」になぞらえられたというと、鈴木宗男元衆院議員と結託して、日本の対ロシア外交を裏から操ろうとしたおどろおどろしい人物がイメージされる。だがその実像はどんなか...
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