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評者一覧

橋爪紳也書評

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日本植民地建築論 [著]西澤泰彦
 帝国の版図拡大とともに、日本の建築家たちは台湾や朝鮮、中国の租借地や鉄道経営地に活躍の場を求め、洋風建築やモダニズム建築の優れた作品を多く残した。  建築家に焦点をあてると、彼ら………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(建築史家、大阪府立大学教授)  [掲載]2008年05月11日
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クリエイティブ資本論―新たな経済階級の台頭 [著]リチャード・フロリダ
 「クリエイティブ・クラス」と呼ぶべき階層が世界規模で台頭していることを指摘、知識や創造性を究極の資源とする経済と社会の仕組みを新たに構築する必然性を説く。02年に米国でベストセラ………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(建築史家、大阪府立大学教授)  [掲載]2008年05月04日
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温泉主義 [著]横尾忠則
 温泉は苦手と自認する画家が、月に1度、夫婦で全国をめぐり、名湯を画題とする絵を描くことになった。本書は、その道中を語る画文集である。  一連の作品には、湯のまち独特の情緒、歴史や………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(建築史家、大阪府立大学教授)  [掲載]2008年04月13日
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関西モダニズム再考 [編]竹村民郎・鈴木貞美
 「阪神間モダニズム」という概念がある。大正から昭和初期、阪神間で先駆的な郊外生活が実践された。甲子園野球や宝塚少女歌劇などの大衆娯楽も発達、関東大震災後に東京から逃避した作家や画………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(建築史家)  [掲載]2008年03月23日
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中国 都市への変貌―悠久の歴史から読み解く持続可能な未来 [著]ジョン・フリードマン
 各国の地域計画にも影響を及ぼす都市論の大家が、中国の政治的変化と経済成長を「都市化」という現象から分析した新著である。  開放政策と近年の経済成長は、農村から都市へと大量の労働者………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(建築史家)  [掲載]2008年03月16日
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近代日本の植民地博覧会 [著]山路勝彦
 表紙の図像が印象的だ。朝鮮総督府の建物を背景に、日章旗を手にする民族衣裳(いしょう)の女性が描かれている。昭和15年、当時の京城で開かれた朝鮮大博覧会のポスターである。主催は京城………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(建築史家)  [掲載]2008年03月09日
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新・都市論TOKYO [著]隈研吾・清野由美
 隈研吾は自身の作風を「負ける建築」と呼ぶ。敷地や環境などの条件に抗(あらが)わず、諸般の制約をあえて逆手にとることで、独創的な造形をものにしてきた。  本書では建築家は、汐留・………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(建築史家)  [掲載]2008年02月24日
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米朝よもやま噺 [著]桂米朝
 桂米朝師匠には、上方芸能に関する研究や著述においても第一級の仕事がある。たとえば舞台となる界隈(かいわい)の歴史や地誌を詳しく紹介した『米朝ばなし 上方落語地図』は、地域研究をも………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(建築史家)  [掲載]2008年02月10日
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日本の人形劇 1867―2007 [著]加藤暁子
 ひょっこりひょうたん島、サンダーバード、新八犬伝……。人形が演じる物語に夢中になった少年の日々を思い出した。  長年、上演現場に携わった著者が、幕末から現在に至る人形劇の変遷をま………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(建築史家)  [掲載]2008年02月03日
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テレビだョ!全員集合―自作自演の1970年代 [編・著]長谷正人、太田省一
 テレビカメラは、出来事を必ずしもそのままに、情報として伝えているのではない。他人事(ひとごと)のように、客観性を装ってはいるが、そこには演出された「現場の雰囲気」が含まれている。………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(建築史家)  [掲載]2008年01月27日
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20世紀ファッションの文化史―時代をつくった10人 [著]成実弘至
 「デザイナーを取りあげた本は少なくないが、その仕事を正しく論じているものはそれほど多くない」  著者は、これまでの服飾文化史に挑戦状を叩(たた)き付ける。ポワレ、シャネル、ディオ………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(建築史家)  [掲載]2008年01月13日
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新聞記者―疋田桂一郎とその仕事 [編]柴田鉄治・外岡秀俊
 02年、ひとりの著名な記者が亡くなった。「管理職にしては惜しいと考えられた大記者」「朝日新聞の文体をつくった」などといわれた疋田桂一郎である。  洞爺丸遭難や伊勢湾台風といった大………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(建築史家)  [掲載]2008年01月06日
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橋爪紳也 書評委員お薦め「2007年の3点」
 (1)新聞記者 疋田桂一郎とその仕事(柴田鉄治・外岡秀俊編、朝日選書・1260円)  (2)たまたま、この世界に生まれて(鶴見俊輔著、編集グループ〈SURE〉・2415円、直接販………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(建築史家)  [掲載]2007年12月23日
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韓国サーカスの生活誌―移動の人類学への招待 [著]林史樹
 韓国社会がサーカスに対して抱くイメージは「哀愁」だという。韓国サーカスの全盛時は、1955年から65年ごろ。100人から200人を擁する団体が11もあった。しかし経済成長を果たし………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(建築史家)  [掲載]2007年12月09日
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らも―中島らもとの三十五年 [著]中島美代子
 中島らもさんが52歳で急逝し、早くも3年がたった。らもさんとは、新聞の座談会で一度だけ、ご一緒する機会があった。大阪で生まれ京都で学生時代を過ごした評者にとって、その活躍は衝撃的………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(大阪市立大教授・建築史、都市文化論)  [掲載]2007年09月02日
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路地裏の社会史 [著]木村和世
 「社会悪の報告」に生涯を捧(ささ)げた新聞記者がいた。最初の労農記者と呼ばれた大阪毎日新聞の村嶋歸之(よりゆき)である。彼の著述、さらには社会運動家で盟友でもあった賀川豊彦らの言………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(大阪市立大教授・建築史、都市文化論)  [掲載]2007年08月26日
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新聞 資本と経営の昭和史―朝日新聞筆政・緒方竹虎の苦悩 [著]今西光男
 新聞が時の権力から「一大敵国」と恐れられるほどの発言力と影響力を持っていたことがある。大正時代から昭和初期、新聞各紙は果敢な論説と真相をえぐるスクープで世論を導きつつ、常に華々し………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(大阪市立大教授・建築史、都市文化論)  [掲載]2007年08月19日
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中国の風刺漫画 [著]陶冶
 中国最大の漫画見本市「中国国際動漫産業博覧会」を視察した時、コスプレの最優秀チームを決める催しが、会場で人気を集めているのに驚いた。「動漫」とはアニメと漫画の総称である。漫画やア………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(大阪市立大教授・建築史、都市文化論)  [掲載]2007年07月29日
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未完の建築家―フランク・ロイド・ライト [著]A・L・ハクスタブル
 落水荘、帝国ホテル、グッゲンハイム美術館……。数々の名作で知られ、日本にも作品の残る米国人建築家の評伝である。建築家には作品を創作した人生と、実際に生きた等身大の人生がある。その………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(大阪市立大教授・建築史、都市文化論)  [掲載]2007年07月22日
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フランスの景観を読む 保存と規制の現代都市計画 [著]和田幸信
 フランスの建築法規は「建築は文化の表現である。建築の創造、建築の質、これらを環境に調和させること、自然環境や都市景観あるいは文化遺産の尊重、これらは公益である」と定める。ユルバニ………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(大阪市立大教授・建築史、都市文化論)  [掲載]2007年07月15日
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族の系譜学―ユース・サブカルチャーズの戦後史 [著]難波功士
 自分史を思えば、「族」になりそこねた半生であった。中学生の時には暴走族、高校生の頃はサーファーの友人が少なからずいた。大学生になるとクリスタル族は遠い東京の出来事だと憧(あこが)………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(大阪市立大教授・建築史、都市文化論)  [掲載]2007年07月01日
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ヒトと機械のあいだ―ヒト化する機械と機械化するヒト [編]廣瀬通孝
 動物園の猿のしぐさに、私たちは、しばしば人間らしさを見いだす。逆に人間のなかに獣性を感じることもある。  機械との関係も同様ではないか。もちろん人類こそ唯一崇高な存在であり、機械………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(大阪市立大教授・建築史、都市文化論)  [掲載]2007年06月24日
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はじまりの物語 [著]松田行正
 カバーが目をひく。表に黄、裏に鮮やかな赤。白地の中央に不定形の色面が配置されている。不思議なかたちは、古代エジプトのヒエログリフを解読する手がかりとなったロゼッタ・ストーンをトレ………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(大阪市立大教授・建築史、都市文化論)  [掲載]2007年06月17日
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伝統建築と日本人の知恵 [著]安井清
 京の匠(たくみ)の自分史である。人柄そのままなのだろう、謙虚で穏やかな語り口のなかに、良質の木造建築を支える伝統の技が失われつつある現状への危機感が、強いメッセージとなって織り込………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(大阪市立大教授・建築史、都市文化論)  [掲載]2007年06月10日
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パニック都市 [著]ポール・ヴィリリオ
 ポール・ヴィリリオは、日本では本来の専門である建築家や都市計画家ではなく、ドロモロジーすなわち「速度」の視点から人類文明に警鐘を発する情報論者として知られているのではないか。  ………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(大阪市立大教授・建築史、都市文化論)  [掲載]2007年05月27日
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都市の住まいの二都物語 [著]小沢明
 建築家である著者は「都市に住む」ことにこだわり続けてきた。その思索のあとを、都市・住まい・風景をキーワードとする各論から読み取ることができる。表題になっている小論も例外ではない。………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(大阪市立大教授・建築史、都市文化論)  [掲載]2007年05月20日
暮らしのテクノロジー [著]原克
 私たちは身のまわりの発明品を通じて先端科学に触れる。かつて駄菓子屋で遊んだ世代は、店に入る時に抱いた期待感を「ガラス戸に伸ばした手」に記憶している。自動扉に親しんで育った今の子供………[記事全文]
[評者]橋爪紳也(大阪市立大教授・建築史、都市文化論)  [掲載]2007年05月13日

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