中国の環境問題の最新情報を集めた『中国環境ハンドブック 2009―2010年版』(蒼蒼社)が発売された。隔年での刊行を目指すシリーズの3冊目。専門家の解説に加え、中国の環境NGO………[記事全文]
[掲載]2009年6月28日
昨年の北京オリンピック、金融危機以来、世界の眼(め)は中国に一段と注がれている。「米中G2時代の到来」とか、米国の凋落(ちょうらく)で安定的成長を進める「北京コンセンサス」へとい………[記事全文]
[評者]天児慧(早稲田大学教授・現代アジア論) [掲載]2009年6月14日
東南アジアは、地理的にも日本に近く、政治や経済の関係も深い。日本からの訪問者も多く、開発援助の面でも貢献が大きい。たとえば中東やアフリカとは比べものにならないほど、色濃く日本の影………[記事全文]
[評者]小杉泰(京都大学教授・現代イスラーム世界論) [掲載]2009年6月7日
相変わらず世界各地で紛争が続き、多くの人々が貧困にあえいでいる。その影響をもっとも受けるのが子どもたちにほかならない。本シリーズはそうした過酷な現実を見つめるとともに、日本人であ………[記事全文]
[掲載]2009年5月27日朝刊
南アフリカのダーバンで、画期的な会議が01年8〜9月に開催されている。それは「人種主義、人種差別、排外主義、および関連する不寛容に反対する世界会議」と称するもので、実に、奴隷制と………[記事全文]
[評者]南塚信吾(法政大学教授・国際関係史) [掲載]2009年5月31日
「六四天安門事件」がはや20周年を迎えた。当時、取り組まれ始めていた政治改革は大幅に後退し、経済改革、経済発展が優先された。しかし今日、大国化したが深刻な問題を抱える中国で、静か………[記事全文]
[評者]天児慧(早稲田大学教授・現代アジア論) [掲載]2009年5月24日
オマーンはアラビア半島の東部に位置し、インド洋に面している。地理的には日本に一番近いアラブの産油国である。ところが、日本での認知度は低い。 著者は両国の交流に尽力してきた。オマ………[記事全文]
[評者]小杉泰(京都大学教授・現代イスラーム世界論) [掲載]2009年5月24日
「貧困」という言葉は、さらりと何もない語感がある。しかし現実の貧困はぬるぬると汚れ、悪臭を放っているのだ。 1日1ドル以下で暮らす人が世界60億人のうち12億人いる。それは「絶………[記事全文]
[評者]松本仁一(ジャーナリスト) [掲載]2009年5月10日
今日目覚ましい経済成長を続ける中国が環境悪化に苦しんでいる。破壊のスケールおよび質から見れば、その深刻さは歴史上類がない。 環境問題を考える場合、自然科学的環境学と社会科学的環………[記事全文]
[評者]天児慧(早稲田大学教授・現代アジア論) [掲載]2009年4月12日
ベトナム南部のメコン川下流のデルタ地帯は、19世紀からのフランス植民地、戦後のインドシナ戦争、ベトナム戦争、そして社会主義政権と、劇的に変動する歴史を経験してきた所だ。 本書は………[記事全文]
[評者]南塚信吾(法政大学教授・国際関係史) [掲載]2009年4月12日
世界のシワ地帯=辺境を旅した爆笑エッセイ集。著者(1966年生まれ)の心意気がいい。グローバル化とはアメリカ化。「アメリカ化が進むと、世界はのっぺりする」。アイロン掛けされていな………[記事全文]
[評者]温水ゆかり [掲載]週刊朝日2009年4月10日号
冒険映画やファンタジーにしばしば登場する聖櫃は、今でも冒険家たちの興味をかきたててやまない。それはキリストが最後の晩餐(ばんさん)に用いたといわれる聖杯とともに多くの謎を秘めてい………[記事全文]
[掲載]2009年3月25日朝刊
前9世紀以降イタリア中部で繁栄したローマの先住民族エトルリア人。その起源、文明、言語について過去50年間に進展した研究成果を紹介。解明途上にある言語の綿密な考証からは未知の言語研………[記事全文]
[掲載]2009年3月29日
「国際協力」や「技術移転」という美名の下、主に中国からの研修生・実習生を安い労働力として酷使する「外国人研修・技能実習制度」。その驚くべき実態を、18人の筆者がそれぞれの立場から………[記事全文]
[掲載]2009年3月29日
三つの宗教の名前をもつ少年は、孤児院や路上生活、仕事で、インド社会の多彩な局面に向き合う。貧困と悪徳、華やかさと悲劇が背中合わせの混沌(こんとん)を生き抜くなかで知恵を身につけた………[記事全文]
[掲載]2009年3月22日
台湾では、複雑な歴史を秘めた歴史的建築が、いま「古跡探訪ブーム」の中で博物館やカフェとして活用されている。日本統治時代の遺構を探して全島をくまなく歩いた著者が、鉄道や産業・戦争遺………[記事全文]
[掲載]2009年3月22日
第1次世界大戦後、戦勝国の英仏は敗戦国ドイツの「戦争責任」を問う。著者はこれを批判した社会学者ウェーバーの議論をふまえつつ、公正な講和と名誉を求める独、参戦し新世界秩序構想を提示………[記事全文]
[掲載]2009年3月22日
第2次大戦中、英国の情報機関MI5から「ジグザグ」のコードネームで呼ばれた二重スパイの、まさに波瀾(はらん)万丈の実話である。 ジグザグことエディー・チャップマンは英国の下層階………[記事全文]
[評者]松本仁一(ジャーナリスト) [掲載]2009年3月22日
1972年、「ローリング・ストーン」誌は、ローリング・ストーンズのツアールポをトルーマン・カポーティに依頼した。ところが、カポーティはツアーには同行したものの執筆を放棄。ならば、………[記事全文]
[評者]重松清(作家) [掲載]2009年3月22日
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