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評者一覧

陣内秀信書評

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イタリア12小都市物語 [著]小川熙
 世界でも都市が最も輝くのはイタリアだ。本書はこの国に惚(ほ)れ込んだ美術史家が40年に及ぶ研究の成果をもとに、都市の魅力を通じてイタリアの文化史の神髄を描く。扱われる要素は多彩だ………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2007年03月18日
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「世界地図」の誕生—地図は語る [著]応地利明
 科学的に作成された正確だが味気ない現代の地図と異なり、様々な思いや意味が込められた古い時代の綺麗(きれい)な地図は我々を魅了する。本書は、人間が世界をどう認識し、地図に描いてきた………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2007年03月04日
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都市プランナー田村明の闘い [著]田村明
 自治体の「まちづくり」のチャンピオンと言えば、誰もが横浜を挙げるだろう。  その最大の立役者は、革新市長、飛鳥田一雄の下で大活躍した辣腕(らつわん)の都市プランナー、田村明だった………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2007年02月04日
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アルバムの家 [著]女性建築技術者の会
 「三丁目の夕日」の少女版とも言える本書は、女性建築士らが自分の育った家と暮らしを、過去の記憶を紡ぎ出して綴(つづ)った素敵(すてき)な本だ。  北海道から九州まで、小学生の頃住ん………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2007年01月21日
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中世の旅芸人―奇術師・詩人・楽士 [著]ヴォルフガング・ハルトゥング
 四半世紀ほど前、中世の民衆史が日本でも流行したが、本書の描くヨーロッパの中世像は驚くほど新鮮で奥深い。著者は社会の辺縁にアウトローとして生きた旅芸人に光を当てながら、宗教的な倫理………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2007年01月14日
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江戸時代のロビンソン [著]岩尾龍太郎
 四周を海に囲われているのに、日本人の気持ちは案外、海に開いていない。海辺の風景は破壊に晒(さら)され、海洋レジャーも未発達。それに不満な著者は、江戸時代に多く存在した漂流を通じて………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2007年01月07日
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母の声、川の匂(にお)い―ある幼時と未生以前をめぐる断想 [著]川田順造
 (1)母の声、川の匂(にお)い―ある幼時と未生以前をめぐる断想(川田順造著)  (2)江戸の橋(鈴木理生著)  (3)壊れゆく景観―消えてゆく日本の名所(川村晃生・浅見和彦著) ………[記事全文]
[評者]陣内秀信―書評委員のお薦め「今年の3点」  [掲載]2006年12月24日
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集合住宅の時間 [著]大月敏雄
 日本の都市住宅の歴史にとって、2003年は悲しい年だった。関東大震災後にモダンデザインで建設され、高い評価を得て、人々に親しまれてきた同潤会アパートが次々に取り壊されたのだ。本………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2006年12月10日
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日本的エロティシズムの眺望 視覚と触感の誘惑 [著]元田與市
 美の基準は民族によって違うし、時代によっても変化する。エロティシズムもしかり。今や西洋的価値観に洗脳された我々が失った日本独自のエロティシズムを著者は正面から論ずる。  本書は問………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2006年11月19日
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都と京 [著]酒井順子
 東京的価値観ばかりがのさばる今、逆に和の文化にこだわる京都の価値は高まる一方だ。観光客の数も増え、しかも九割がリピーターという。  東京文化とは異質な京都の魅力の秘密を、本書は独………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2006年11月12日
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マンションの地震対策 [著]藤木良明
 欧米に比べ日本のマンションの歴史は短いが、今その数は急速に増えている。しかも日本は世界有数の災害国。来るべき大地震にどう備えるべきか。もし地震で壊れたらどうするか。姉歯元建築士………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2006年11月05日
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江戸東京の路地 身体感覚で探る場の魅力 [著]岡本哲志
 路地が今、注目されている。つい最近、ドイツから建築と文学の女性研究者が東京の路地で博士論文を準備中と言って、別々に訪ねてきたのには驚いた。また芸大の女子学生が北千住の路地を若い感………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2006年10月15日
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崩壊について [著]佐藤彰
 風変わりな建築史だ。建築の歴史といえば普通、出来上がる過程を扱い、いかなる考えで、どんな特徴をもつ建物がつくられたかを論ずる。完成後の姿、末路を問うことは稀(まれ)だ。本当は心象………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2006年10月08日
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作家が死ぬと時代が変わる [著]粕谷一希
 活字文化の面白さ、大切さを思い起こさせる価値ある本だ。著者は「中央公論」「東京人」のかつての名編集長。「中央公論」が言論界に大きな影響力を持った時期に編集者として活躍しただけに、………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2006年09月17日
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旅する巨人宮本常一―にっぽんの記憶 [編]読売新聞西部本社
 企画が抜群の本だ。主役は、生涯の4000日を旅に暮らした民俗学者・宮本常一と、彼の写真で切り取られた昭和の懐かしい風景及び人物達(たち)。  「多くが、やがて消えゆくに違いない」………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2006年08月27日
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ブリュージュ [著]河原温
 水の街は美しい。「北方のヴェネツィア」と呼ばれるブリュージュもその一つ。各地との交易で中世から繁栄し、高い文化を誇ったフランドルの水都の歴史と魅力を本書は見事に描く。都市史を専門………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2006年07月30日
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維持可能な社会に向かって [著]宮本憲一
 公害を「死語」にするな、という書き出しが心を掴(つか)む。1960年代初頭から、色々な圧力や脅迫にも屈せず、公害問題と常に戦ってきた環境経済学者の眼(め)には近頃、政府のみかマス………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2006年07月16日
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地中海―人と町の肖像 [著]樺山紘一
 地中海世界を知り尽くした歴史家による知的刺激に満ちたエッセイだ。古代から高度な文明を生み、宗教、思想哲学、科学、芸術等、人間の英知のもとを築いた地中海世界。加えて、自然の生態も、………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2006年07月09日
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パリ―モダニティの首都 [著]デヴィッド・ハーヴェイ
 壮麗な近代首都に急成長した19世紀のパリが舞台だ。二月革命からパリ・コンミューンへの激動期。この都市に帰される〈近代〉誕生の神話を本書は徹底検証する。複雑で怪物のようなパリの都市………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2006年06月25日
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モダニズム建築―その多様な冒険と創造 [著]ピーター・ブランデル・ジョーンズ
 ミースやコルビュジエら巨匠の名と共に輝いたモダニズム建築、それを批判して登場したポストモダンの潮流。それさえも忘れられがちな今、近代を冷静に振り返り、モダニズム建築史を書き換える………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2006年06月11日
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はやり神と民衆宗教 [著]宮田登
 民俗学を通して日本の社会や文化の深層を描き続けた宮田登が亡くなってはや6年。その研究成果を編んだ『宮田登 日本を語る』(全16巻)の刊行が始まり、4巻まで来た。本書はその3巻目。………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2006年06月04日
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プラド美術館 名画に隠れた謎を解く! [著]藪野健
 上野の杜(もり)で開催中の「プラド美術館展」が人気を集めている。ベラスケス、ティツィアーノ、ゴヤ等の作品をはじめ、膨大な絵画コレクションで知られる世界でも屈指の美術館だ。これだけ………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2006年05月21日
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スローフードな日本! [著]島村菜津
 イタリアで始まった「スローフード」運動の紹介者が、日本に舞台を移し、この国の食の在り方を根本から問い直す力作だ。  豊かになった日本は、イタリアと並ぶグルメ大国に見える。だが実は………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2006年04月30日
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曼荼羅都市 [著]布野修司
 都市史はまだ新しい学問分野だ。西欧に始まり、江戸東京など日本の都市、そしてイスラム圏の都市が注目され、今アジアに光が当たる。本書はそのアジア理解に不可欠なヒンドゥー都市を本格的………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2006年04月23日
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プロヴァンス古城物語 [著]高草茂
 南仏の光溢(あふ)れる美しいプロヴァンスは憧(あこが)れの地。だが、この地方には、宗教や民族の対立による血で塗られた重たい歴史がある。  美術が専門の著者が長年、現地の巡礼路を辿………[記事全文]
[評者]陣内秀信(法政大学教授・建築史)  [掲載]2006年04月09日

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