片山杜秀の名前を知ったのは、もう十数年前のことである。お世話になっていた日本政治思想史の研究者から、同じ分野の注目すべき先達として教えられ、大学の紀要に載った論文を、さっそく複写………[記事全文]
[評者]苅部直(東京大学教授・日本政治思想史) [掲載]2008年7月20日
「民主主義」とは、ふしぎな言葉である。同じデモクラシーの訳語としては「民主政」もあるが、日本では多くの場合、自由主義や保守主義といった「○○イズム」と同様に、民主「主義」と呼ばれ………[記事全文]
[評者]苅部直(東京大学教授・日本政治思想史) [掲載]2008年7月13日
戦争を「論ずる」こと。一貫した基準を事例にあてはめ、正しい戦争とそうでない戦争とを、論理によって弁別し、道徳上の評価を下すこと。それが、西欧の思想伝統における正戦論の仕事であった………[記事全文]
[評者]苅部直(東京大学教授・日本政治思想史) [掲載]2008年7月6日
武士が街を闊歩(かっぽ)し、町人文化が花開いた徳川の世。その時代像は、歌舞伎や時代小説でおなじみだろう。しかし、この時代の思想史については、さほど知られることがない。きわめて変化………[記事全文]
[評者]苅部直(東京大学教授・日本政治思想史) [掲載]2008年6月1日
殺人事件の犯人が捕まったとき、被害者の墓に、遺族がそれを告げたことが、しばしば報じられる。法廷に遺影を持参するのも、最近は認められるようになった。 実はこの二つの例、死者とのか………[記事全文]
[評者]苅部直(東京大学教授・日本政治思想史) [掲載]2008年5月18日
「わが日本、古(いにしえ)より今に至るまで哲学なし」。20世紀の初頭に、中江兆民が『一年有半』でそう語ったことは、よく知られている。 だが本当にそうか。西洋哲学のような精緻(せ………[記事全文]
[評者]苅部直(東京大学教授・日本政治思想史) [掲載]2008年5月11日
いしかわじゅんは、線にこだわる。この本の表紙と各章の扉も、自身の手になる、ほのぼのとしていながら、輪郭をはっきりと表した線描画で飾られている。 少年漫画から劇画やレディースコミ………[記事全文]
[評者]苅部直(東京大学教授・日本政治思想史) [掲載]2008年4月13日
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