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木下直之書評

最新20本

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岡倉天心 物ニ観ズレバ竟ニ吾無シ [著]木下長宏

 朝日新聞の片隅に、毎月、美術雑誌「国華」の広告が出ることに読者はお気付きだろうか。それは豪華な月刊誌で、明治22年に始まり、今月でなんと第1313号になる。  その創刊に携わった... [全文]

  • [評者]木下直之
  • [掲載]2005年03月27日
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植民地神社と帝国日本 [著]青井哲人

 日本が戦争に敗れて植民地のすべてを失った時、公式なものだけで、台湾には68の、朝鮮には82の神社があったという。  「日本人のあるところ必ず神社あり、神社のあるところ亦(また)日... [全文]

  • [評者]木下直之
  • [掲載]2005年03月20日
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観覧車物語 110年の歴史をめぐる [著]福井優子

 10年前には観覧車と飛行塔の区別もつかないほど「遊園地オンチ」だった著者は、あれよあれよという間に、『観覧車通信』の極東特派員、ついで東京支局長へと出世した。  とはいえ、支局長... [全文]

  • [評者]木下直之
  • [掲載]2005年02月20日
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彰義隊遺聞 [著]森まゆみ

 昨年は新撰組(しんせんぐみ)ばかりに日があたった。NHK大河ドラマが1年持ったのは、忠臣蔵ばりの新撰組銘々伝に仕立てたおかげだと思うが、同じ時代、よく似た境遇にあったはずの彰義隊... [全文]

  • [評者]木下直之
  • [掲載]2005年01月23日
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アメリカという記憶 [著]マリタ・スターケン

 ワシントンの中心部モールにベトナム戦争記念碑が建設されたのは1982年のこと、全長150メートルに及ぶ黒い御影石には、6万人近い全戦死者の名前が刻まれた。  その5年後に、同じモ... [全文]

  • [評者]木下直之
  • [掲載]2005年01月16日
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家宝の行方 美術品が語る名家の明治・大正・昭和 [著]小田部雄次

 どの家にも家宝のひとつやふたつはあるだろう。しかし、大名家となれば桁(けた)が違う。先祖伝来の宝物は文字どおり家宝であり、歴代藩主が勝手に処分できるものではなかった。それが明治維... [全文]

  • [評者]木下直之
  • [掲載]2005年01月09日
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木下直之 書評委員お薦め「2004年の3点」

 (1)『お産椅子への旅 ものと身体の歴史人類学』(長谷川まゆ帆著)  (2)『処刑電流』(リチャード・モラン著、岩舘葉子訳)  (3)『連合軍捕虜の墓碑銘』(笹本妙子著)  ま... [全文]

  • [評者]木下直之
  • [掲載]04年12月26日

パリ一九〇〇年・日本人留学生の交遊 [著]『パンテオン会雑誌』資料と研究 『パンテオン会雑誌』研究会編

 今から17年前のこと、パリの日本大使館に一通の手紙が届いた。差出人はシッテルという91歳になる老人で、一九〇〇年ごろの日本人留学生たちの回覧雑誌を所有しており、それを寄贈したいと... [全文]

  • [評者]木下直之
  • [掲載]2004年11月28日
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処刑電流―エジソン、電流戦争と電気椅子の発明 [著]リチャード・モラン

 恐ろしい書名、おぞましい表紙写真、日曜日の朝からこんな話題には接したくないと思う読者にあえて紹介。同じ朝を迎えて、きょうもまた生きていると安堵(あんど)する死刑囚が、今の今、地球... [全文]

  • [評者]木下直之
  • [掲載]2004年11月14日
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いとしこいし 漫才の世界 [編]喜味こいし・戸田学

 いとし わが日本が代表するあの新幹線ね。  こいし あ〜、はいはいはい。  夢路いとし・喜味こいし、愛称「いとこい」の漫才は、こんなふうに、いつもすっと始まった。  奇をてらわず... [全文]

  • [評者]木下直之
  • [掲載]2004年10月31日
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シベリア鎮魂歌―香月泰男の世界 [著]立花隆

 シベリア抑留の体験を描いた香月泰男の「埋葬」が、装飾古墳を思わせるように赤いのはなぜだろうとずっと疑問だった。本書で、「せめて絵の上でなりと戦友を暖く葬ってやりたいという気持ちが... [全文]

  • [評者]木下直之
  • [掲載]2004年10月17日
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大江戸の正体 [著]鈴木理生

 『江戸はこうして造られた』、次いで『江戸の町は骨だらけ』(いずれも、ちくま学芸文庫)と、この著者の本をいつも楽しく読んできた。  江戸の実像を、地形と物流からとらえることが著者の... [全文]

  • [評者]木下直之
  • [掲載]2004年10月03日
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