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評者一覧

小林良彰書評

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地域の力―食・農・まちづくり [著]大江正章
 中国製冷凍ギョーザへの殺虫剤混入事件をきっかけに、「食の安全」に対する関心が高まっている。しかし、食料の国内自給率を上げようとしても、ただ補助金をばらまくだけでは長続きはしない。………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2008年03月23日
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変容する参加型開発―「専制」を超えて [著]S・ヒッキィ、G・モハン
 開発援助と民主化の関係は先進国の人たちが思っているほど一筋縄ではいかない。かつては開発途上国に援助をして経済発展を促せば、自然と民主化されて市民が幸福になるという単純な近代化の図………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2008年03月16日
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貴族院 [著]内藤一成
 「参議院のジレンマ」という言葉がある。以前のように衆参の多数派が同じ場合には「衆議院のカーボンコピー」と揶揄(やゆ)され、現在のように衆参で多数派が異なる場合には「ネジレ現象で重………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2008年03月09日
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フランスの学歴インフレと格差社会―能力主義という幻想 [著]マリー・ドュリュ=ベラ
 わが国は、親の階層とは無関係に子供が頑張れば弁護士にも医者にもなれるという意味では平等な社会である。しかし、かつては都立日比谷高校などの公立高校が東大合格者の多くを占めていたが、………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2008年02月24日
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民主化の韓国政治―朴正煕と野党政治家たち1961〜1979 [著]木村幹
 どうすれば、民主主義が根付くのか? この問いに答えるために、民主化安定の要件を探ることが戦後の政治学の課題であり、当初は、経済的豊かさが民主主義を保証するとして、1人あたりGDP………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2008年02月17日
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ポスト戦後政治への対抗軸 [著]山口二郎
 小泉政権以降、国内の政策では平等の崩壊が進む。著者は、英国の政治学者クラウチが命名したこのような「ポスト・デモクラシー」という現象のなかで、なぜ西欧左派が政権を奪取でき、日本では………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2008年02月10日
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グローバル市民社会論―戦争へのひとつの回答 [著]メアリー・カルドー
 グローバリゼーションの流れの中で、市民社会も大きな変容を遂げている。  かつては各々(おのおの)の国民国家の中で自己完結していた市民社会が、国家の枠を超えて相互に連結しつつあるの………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2008年01月27日
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日本の地方政治 二元代表制政府の政策選択 [著]曽我謙悟・待鳥聡史
 第1次地方分権や三位一体改革の結果、地方自治体の財政状況に大きな格差が生じるようになり、あらためて知事や地方議会の重要性と責任が問われるようになってきた。かつてのような「誰が知事………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2008年01月20日
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小林良彰 書評委員お薦め「2007年の3点」
 (1)変容する日本の社会と投票行動(平野浩著・木鐸社、3150円)  (2)福祉ガバナンス宣言(岡澤憲芙ほか編・日本経済評論社、2730円)  (3)高宗・閔妃(木村幹著・ミネル………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2007年12月23日
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ウイスキー通 [著]土屋守
 かつて、ウイスキーは高根の花だった。スコッチウイスキーは海外旅行のお土産の定番であり、客間に並べて見せる人が多い時代もあった。  そんなウイスキーもハードリカーが嫌われ、ワインや………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2007年12月16日
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インドの衝撃 [編著]NHKスペシャル取材班
 今、インドが注目されている。毎年8%の経済成長を続け、2032年までに日本を超える経済大国になるとの予測もある。本書は、台頭するインドの実像をつかむために、経済や政治の鍵を握るエ………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2007年12月09日
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景観にかける―国立マンション訴訟を闘って [著]石原一子
 ここ数年、グローバリゼーションの名の下に「何でも米国式制度にすることが良いこと」とされ、建築の世界でも行政による業者への監督指導が薄れて、住宅地に周囲の景観を損なう巨大マンション………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2007年11月25日
移民国としてのドイツ [著]近藤潤三
 7月の参院選の結果、衆参両院で多数を占める政党が異なるために重要な政策決定ができず、政治空白が生じていると批判する者がいる。しかし、統一以降のドイツでは、政府を支える連立与党が連………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2007年11月11日
「尊厳死」に尊厳はあるか―ある呼吸器外し事件から [著]中島みち
 昨年春、富山県のある医師が7人の末期患者を「脳死状態」にあると判断し、人工呼吸器を外して死に至らしめる事件が明らかになった。  前年秋から、病院内で調査していた結果を発表したのだ………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2007年10月21日
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失われた民主主義―メンバーシップからマネージメントへ [著]T・スコッチポル
 米国では、来年秋の大統領選の候補者選びが進み、日本のニュースにもしばしば登場する。しかし、そこで目に付くのは巨大化した政党や利益集団、そして民間からの献金を集めて特定の候補者支援………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2007年10月14日
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都道府県改革論 政府規模の実証研究 [著]野田遊
 福田新内閣で道州制導入に積極的な増田総務相が再任されたことで、道州制導入に向けての議論が今後も継続していくのではないかと思われる。  この道州制については、「規模の経済性」による………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2007年09月30日
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メディアのなかのマンガ [著]茨木正治
 新聞が政治や世相を批判する際に、長い文章を連ねるより一コマの諷刺(ふうし)画を掲載する方が読者に訴えることがある。本書は、そうした政治漫画や、世相諷刺画(カートゥーン)の歴史や読………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2007年09月23日
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外国人犯罪者 [著]岩男壽美子
 多文化共生といえば聞こえがよいが、その実態は和気藹々(あいあい)とした「きれいごと」の世界ばかりではない。現在、東京の留置場に収容されている3割が外国人であるというのが、悲しい現………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2007年09月09日
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年金問題の正しい考え方 [著]盛山和夫
 著者によれば、日本の年金には、政治家の未納や社保庁の無駄遣い、納付記録消失より、もっと根本的な構造的問題があるという。  その問題とは、年金の賦課方式でも少子高齢化でもなく、福祉………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2007年09月02日
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民営化で誰が得をするのか [著]石井陽一/市場原理とアメリカ医療 [著]石川義弘
 先の参院選で自民党が大敗した。小泉改革で進められた新自由主義改革が現実のものとなった結果、地域間格差や個人間格差に伴う不公平感が生じたことが、大敗の一因としてあげられる。そもそも………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2007年08月19日
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14歳からの政治 2 [著]浅古瑞紀、柳田隆太、渡部謙太郎
 先週の参院選で投票率こそ微増したものの、20代に限ってみれば相変わらず「投票する方が少数派」という深刻な状態にある。将来、選挙権が18歳に引き下げられたら、どれだけの若者が投票所………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2007年08月05日
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地方財政改革の政治経済学―相互扶助の精神を生かした制度設計 [著]小西砂千夫
 「地方自治」を英語では、Local Self―Governmentと言い、直訳すれば「地方自己統治」という意味になる。しかし、日本の地方自治の実態は、およそ自己統治から遠く離れた………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2007年07月29日
選挙違反の歴史―ウラからみた日本の一〇〇年 [著]季武嘉也
 「国民が自らの手で決定していく」民主主義政治は、良心に基づく個人の清き一票の堆積(たいせき)によって維持される。  それにもかかわらず本書によれば、近代以降、少なからぬ日本人が選………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2007年07月08日
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永田町VS.霞が関―最高権力を奪取する者は誰か [著]舛添要一
 政治の世界は魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈(ばっこ)し、誰がどこで、どのようにして政策を決めているのかが不透明である。  例えば議員立法を通すためには、自民党なら部会から政調会………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2007年06月24日
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国連の政治力学 [著]北岡伸一
 国連に対しては、「世界平和を願う人たちの集まり」という普遍的理想主義と「無力で役に立たない」というシニシズムの両方の見方がある。しかし、東京大教授から転出して国連代表部次席大使を………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2007年06月17日
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小泉政権 [著]内山融
 戦後歴代3位の長期政権となった小泉政権が終了して8カ月。冷静な評価を下す時期が来たと思っていたら、「小泉政権は何を変えたのか?」や「なぜ、小泉に改革ができたのか?」をコンパクトに………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2007年06月03日
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「戦後革新勢力」の源流 [編]法政大学大原社会問題研究所/五十嵐仁
 今、第2次世界大戦後の連合国軍による占領期が注目されている。  この時代を大正デモクラシーなどの流れをくんだ民衆運動の復活期ととらえるのか、それとも戦前とは断絶された連合国軍総司………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2007年05月20日
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ポスト・デモクラシー―格差拡大の政策を生む政治構造 [著]C・クラウチ
 人間が人間らしい生活をするために必要な公共サービスを提供する福祉政策。それを先進諸国では民主主義という政治を通じて獲得してきた。  しかし、イギリスの代表的経済社会学者である著者………[記事全文]
評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2007年05月06日
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「最後の社会主義国」日本の苦闘 [著]レナード・ショッパ
 バブル経済崩壊以降、日本の経済成長は頭打ちであるとともに、所得格差も開いている。本書は、その原因が本来政府が行うべき社会保障まで企業と女性の犠牲に委ねてきたことにあると論じる。つ………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2007年04月22日
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政治の品位―日本政治の新しい夜明けはいつ来るか [著]内田満
 政治学者の間で「内田美学」という言葉があった。それは、早稲田大学で政治学を長年講じた本書の著者が「何のために政治を研究するのか」を口癖のように問い続け、現実政治と研究者自身の双方………[記事全文]
[評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学)  [掲載]2007年04月15日

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