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松本仁一書評

幕末の外交官 森山栄之助 [著]江越弘人

 江戸時代、「通詞」は町人の身分だったという。特殊技術を持った専門職人の扱いだったのだろう。  開国を求めて欧米列強が押しよせたとき、交渉の前面に立ったのは通詞たちだった。  彼ら………[記事全文]

[評者]松本仁一(ジャーナリスト) [掲載]2008年8月3日

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アフリカ 苦悩する大陸 [著]ロバート・ゲスト

 アフリカはなぜ貧しいのか。  「植民地として搾取を受けてきたため」というのが従来の模範解答だった。しかし著者は断定する。  「アフリカが貧しいのは、政府に問題があるからだ」  政………[記事全文]

[評者]松本仁一(ジャーナリスト) [掲載]2008年6月29日

闇こそ砦―上野英信の軌跡 [著]川原一之

 『地の底の笑い話』などの炭鉱作家・上野英信について、上野を師とあおぐ著者が書いた評伝集である。  「精神貴族」といわれた男が、京都大学を中退し、家族と許婚者を捨て、小卒と偽って炭………[記事全文]

[評者]松本仁一(ジャーナリスト) [掲載]2008年6月22日

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スシエコノミー [著]サーシャ・アイゼンバーグ

 米国ですしがブレークしたのは、あのカリフォルニア巻きからだという。  60年代後半、カリフォルニアの日本食レストラン「東京会館」で、オーナーの小高大吉郎は、白人受けするすしができ………[記事全文]

[評者]松本仁一(ジャーナリスト) [掲載]2008年6月8日

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生命徴候(バイタルサイン)あり [著]久間十義

 心臓の冠動脈が詰まってしまった。さあどうするか。  心臓外科では胸を切り開き、詰まった冠動脈にちがう血管をつないで、バイパスをつくる手術をする。  ところが最近、画期的な心カテー………[記事全文]

[評者]松本仁一(ジャーナリスト) [掲載]2008年6月1日

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戦争と民衆―イラクで何が起きたのか [著]小倉孝保/アンディとマルワ [著]ユルゲン・トーデンヘーファー

 新聞の読者が記者に期待しているのは、論文や評論などではなく、読者が行けない現場からの生々しい報告なのではないだろうか。  『戦争と民衆』の著者は新聞記者だが、治安の崩壊したイラク………[記事全文]

[評者]松本仁一(ジャーナリスト) [掲載]2008年5月18日

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カラシニコフ自伝 [著]エレナ・ジョリー

 世界中に1億丁以上出回っているといわれるカラシニコフ自動小銃。その設計者からの聞き書き自伝である。本人は88歳で今も健在だ。  貧農の生まれで学歴はないが、機械いじりが大好きだっ………[記事全文]

[評者]松本仁一(ジャーナリスト) [掲載]2008年5月11日

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あなたがいるから、わたしがいる [著]メリッサ・フェイ・グリーン

 アフリカでは、孤児は地域共同体が吸収して育て、社会問題化することはなかった。しかしHIV(エイズ)の出現で、共同体の吸収力を大きく超えてしまう。庇護(ひご)を失った孤児は路上に放………[記事全文]

[評者]松本仁一(ジャーナリスト) [掲載]2008年4月27日

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戦場から生きのびて―ぼくは少年兵士だった [著]イシメール・ベア

 ラップ大好きな少年が、音楽大会に出るため町に出かけた。ところが一帯は反政府ゲリラに襲撃される。家に戻ろうとしたが、あたりは死体だらけで家族の生死も分からない。どうすればいいんだろ………[記事全文]

[評者]松本仁一(ジャーナリスト) [掲載]2008年4月13日

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