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評者一覧

最相葉月書評

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新たな疫病「医療過誤」 [著]R・ワクター、K・ショジャニア
 子宮と腸を間違えて手術、鼻から18年前のガーゼ発見、異なる血液型を輸血……最近、国内で報道された医療過誤の一部だ。これらは表沙汰(おもてざた)となった事例で、氷山の一角だろう。私………[記事全文]
[評者]最相葉月(ノンフィクションライター)  [掲載]2007年03月25日
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自閉症の君は世界一の息子だ [著]ポール・コリンズ
 古書愛好家ポールと妻の画家ジェニファーは、息子の3歳児検診で医師に発達障害を指摘された。息子モーガンは1歳でアルファベットを覚え、2歳で歌を正確に繰り返せるのに、両親の呼びかけに………[記事全文]
[評者]最相葉月(ノンフィクションライター)  [掲載]2007年02月18日
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世界屠畜紀行 [著]内澤旬子
 イラストルポライター、内澤旬子の単著第二作は世界の屠畜場(とちくじょう)めぐりである。まず企画主旨(しゅし)に意表を突かれた。日本で屠畜を語ると、仏教の殺生戒や穢(けが)れの感覚………[記事全文]
[評者]最相葉月(ノンフィクションライター)  [掲載]2007年02月11日
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ディープ・ブルー [著]粟津美穂
 児童福祉に関して、米国のシステムは日本よりはるかに進んでいるといわれるが実態はどうか。本書は、虐待を受けた子供たちに向き合ってきたカリフォルニア州在住の日本人ソーシャルワーカーが………[記事全文]
[評者]最相葉月(ノンフィクションライター)  [掲載]2007年02月04日
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ベビー・ビジネス 生命を売買する新市場の実態 [著]デボラ・L・スパー
 著者は、国際商取引の専門家。数年前に初めて生殖医療や養子縁組の現状を調査して驚いた。代理母6万ドル、卵子5万ドル、養子縁組3万ドル……これはもはや「市場」だ。それなのにこの世界の………[記事全文]
[評者]最相葉月(ノンフィクションライター)  [掲載]2007年01月07日
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いのちの始まりの生命倫理―受精卵・クローン胚の作成・利用は認められるか [著]島薗進
 (1)いのちの始まりの生命倫理―受精卵・クローン胚の作成・利用は認められるか(島薗進著)  (2)死ぬ権利―カレン・クインラン事件と生命倫理の転回(香川知晶著)  (3)スローフ………[記事全文]
[評者]最相葉月―書評委員のお薦め「今年の3点」  [掲載]2006年12月24日
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北京の檻―幽閉五年二ケ月 [著]鈴木正信、香取俊介
 文化大革命期、中国当局による外国人記者や商社員の逮捕監禁が相次いだ。68年、身に覚えのないスパイ容疑で5年2カ月監禁された商社兼松の鈴木正信もその一人。本書は満州に生まれ、終戦直………[記事全文]
[評者]最相葉月(ノンフィクションライター)  [掲載]2006年12月10日
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寺田寅彦 妻たちの歳月 [著]山田一郎
 寺田寅彦といえば、戯歌「好きなもの いちご コーヒー 花 美人 懐手して宇宙見物」で知られるように、科学と文学の間を軽やかに往来したスーパー物理学者である。私もまた、耳の中の音や………[記事全文]
[評者]最相葉月(ノンフィクションライター)  [掲載]2006年11月26日
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風が強く吹いている [著]三浦しをん
 駆け出したくなるほど爽快(そうかい)な小説である。  蔵原走は、寛政大学の新入生。高校時代に不祥事を起こし、陸上部を退部したという苦い過去がある。コンビニでパンを万引きして全速………[記事全文]
[評者]最相葉月(ノンフィクションライター)  [掲載]2006年11月12日
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樹をみつめて [著]中井久夫
 3歳のときに祖父から何を植えてもよいという花壇を与えられ、色とりどりのキンギョソウに導かれた人である。精神科医となり初めて赴任した病院へは、徒歩40分の林道をクヌギを眺めつつ通っ………[記事全文]
[評者]最相葉月(ノンフィクションライター)  [掲載]2006年10月29日
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宇宙飛行士は早く老ける? [著]ジョーン・ヴァーニカス
 質問。地球から重力が無くなれば体はどうなるでしょう。答えは、老ける。血圧は上昇、骨はスカスカ、筋力は衰え、耳の聞こえは悪くなり、めまいがする。重力が戻っても、赤ちゃんのようによち………[記事全文]
[評者]最相葉月(ノンフィクションライター)  [掲載]2006年10月08日 [掲載]2006年10月08日
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サバイバル登山家 [著]服部文祥
 みんながみんなネットでつながり、どこまでが自分の頭で考えたことなのか、自分の力で作ったものなのか、境目がわかりにくくなっている。そんな時代に、自分ひとりで何ができるかを考えぬき、………[記事全文]
[評者]最相葉月(ノンフィクションライター)  [掲載]2006年08月20日
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バイオポリティクス―人体を管理するとはどういうことか [著]米本昌平
 著者が昔、チベットの寒村に出かけたときの話を旧作『知政学のすすめ』で読んだことがある。鳥葬の風習をもつその村で、老人が臨終の床にあった。ところが同僚の医師が診察したところ、一瞬の………[記事全文]
[評者]最相葉月(ノンフィクションライター)  [掲載]2006年07月23日
終戦後文壇見聞記 [著]大久保房男
 終戦後、復員して間もない著者は、文壇の改革を目指して創刊された文芸誌「群像」に採用される。丹羽文雄曰(いわ)く「生(うま)れた時に母親のはらの中にお世辞を言うことを忘れて来たよう………[記事全文]
[評者]最相葉月(ノンフィクションライター)  [掲載]2006年07月16日
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ざわわ ざわわの沖縄戦 [著]田村洋三
 冒頭、沖縄戦の犠牲者を悼む「さとうきび畑」の歌に関する衝撃的な事実を知らされる。昭和42年に発表されてから20年以上もの間、作詞作曲した寺島尚彦のもとに沖縄からの反響は一通も届か………[記事全文]
[評者]最相葉月(ノンフィクションライター)  [掲載]2006年06月25日
黒澤明VS.ハリウッド 『トラ・トラ・トラ!』その謎のすべて [著]田草川弘
 定説を覆す資料を発見したとき、書き手が当事者を傷つけることなく客観的かつ公平に事実を記述するのはむずかしいことだ。黒澤明という映画監督の、ともすれば名誉を損ないかねない資料を手に………[記事全文]
[評者]最相葉月(ノンフィクションライター)  [掲載]2006年06月18日
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K2 非情の頂―5人の女性サミッターの生と死 [著]ジェニファー・ジョーダン
 心に残る山岳ノンフィクション、佐瀬稔の『長谷川恒男虚空の登攀(とうはん)者』にこんな一節があった。K2は人生の分岐点になる山。K2を登っていたら人生が変わっていたはずの登山家は何………[記事全文]
[評者]最相葉月(ノンフィクションライター)  [掲載]2006年06月04日
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黄砂 その謎を追う [著]岩坂泰信
 十代のころ本書に出会っていたら、私は黄砂研究者を目指したかもしれない。  科学のおもしろさ、途方もなさ、苦労も喜びもひっくるめてつまっている。日本に黄砂研究の第一人者が存在するこ………[記事全文]
[評者]最相葉月(ノンフィクションライター)  [掲載]2006年05月14日
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14階段 検証 新潟少女9年2カ月監禁事件 [著]窪田順生
 最近、事件取材がむずかしくなったと聞く。現場で聞き込みをしていても、個人情報保護を理由に協力を拒まれることが増えたというのだ。その一方で、ネット上に当事者の写真や日記がさらされる………[記事全文]
[評者]最相葉月(ノンフィクションライター)  [掲載]2006年04月30日
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生と死のボーダーラインで揺れた 問題少女 [著]長田美穂
 リストカット、摂食障害、薬物・セックス依存、境界性人格障害、と帯にある。二十歳で自死した少女を説明するありふれたキャッチコピーだ。でも、読まずにはいられなかった。書き手が「揺すら………[記事全文]
[評者]最相葉月(ノンフィクションライター)  [掲載]2006年04月23日
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アーモリー・ショウ物語 [著]ミルトン・W・ブラウン
 現代美術の伝説として語り継がれている展覧会がある。  一九一三年、ニューヨークの陸軍兵器庫で開催された国際現代美術展、アーモリー・ショウだ。欧米から千二百点の作品が展示・販売され………[記事全文]
[評者]最相葉月(ノンフィクションライター)  [掲載]2006年04月16日
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作曲家・武満徹との日々を語る [著]武満浅香
 「谷川俊太郎さんと浅香さんに出会ったことで、武満はちょっとつまらなくなった」。瀧口修造のもとに集った芸術家集団「実験工房」の仲間、秋山邦晴は浅香によくそういったという。常識をわき………[記事全文]
[評者]最相葉月(ノンフィクションライター)  [掲載]2006年04月02日

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