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評者一覧

重松清書評

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遺稿集 [著]鴨志田穣
 『アジアパー伝』(講談社文庫)でもいいし、「怪人紀行」シリーズ(角川文庫)でもいい。鴨志田穣さんが書いたもの、登場人物になったもの、妻でもあった西原理恵子さんのマンガ、まとめて「………[記事全文]
[評者]重松清(作家)  [掲載]2008年05月04日
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叱り叱られ [著]山口隆
 書店ではおそらく「音楽」「サブカル」の棚に並んでいるだろう。ロックバンド・サンボマスターの山口隆が敬愛する先輩たちを迎えた対談集である。ゲストは山下達郎、大瀧詠一、岡林信康、ムッ………[記事全文]
[評者]重松清(作家)  [掲載]2008年04月20日
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そうか、もう君はいないのか [著]城山三郎
 妻の茶目(ちゃめ)っ気あふれる小さなエピソードから回想は始まる。昨年3月に亡くなった城山三郎さんの遺稿である。描かれているのは、夫婦の物語――夫よりひと足早く2000年に旅立った………[記事全文]
[評者]重松清(作家)  [掲載]2008年03月16日
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書肆アクセスという本屋があった―神保町すずらん通り1976―2007 [編]岡崎武志、柴田信、安倍甲
 書肆(しょし)アクセスとは、編者の一人・岡崎武志さんの言葉を借りれば〈大手の新刊書店ではなかなか目に触れない、地方や小出版社の本、そして多くのミニコミを扱ってきた〉書店である。出………[記事全文]
[評者]重松清(作家)  [掲載]2008年02月17日
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泣き虫ハァちゃん [著]河合隼雄
 物語が終わり、谷川俊太郎さんの詩や夫人によるあとがき、初出誌のクレジットとつづいて、河合隼雄さんの遺作もいよいよ文字どおりの巻末に至ったとき――まるでカーテンコールのように、主人………[記事全文]
[評者]重松清(作家)  [掲載]2008年02月03日
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エレクトラ―中上健次の生涯 [著]高山文彦
 〈なぜぼくはものを書いているのだろうか?〉  若き日――まだ芥川賞を受賞する前の中上健次は、エッセー「犯罪者永山則夫からの報告」の中で、こう問いかけている。  〈新しい日本文学を………[記事全文]
[評者]重松清(作家)  [掲載]2008年01月13日
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重松清 書評委員お薦め「2007年の3点」
 (1)神の棄(す)てた裸体(石井光太著、新潮社・1575円)  (2)蟻(あり)の兵隊(池谷薫著、新潮社・1470円)  (3)滝山コミューン一九七四(原武史著、講談社・1785………[記事全文]
[評者]重松清(作家)  [掲載]2007年12月23日
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望みは何と訊かれたら [著]小池真理子
 作家にとっての原点の重みと、それに挑みつづけ、達成を更新しつづける志の熱量に、つくづく圧倒された。  主人公・沙織の長い回想の形で紡がれる物語の主要な舞台は、彼女が学生運動にかか………[記事全文]
[評者]重松清(作家)  [掲載]2007年12月09日
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枢密院議長の日記 [著]佐野眞一
 ここに長大な日記がある。執筆期間は大正8年から昭和19年までの26年間、分量は〈すべて翻刻すれば、おそらく分厚い本にして五十冊は超える〉――世界最大最長級の日記である。官僚として………[記事全文]
[評者]重松清(作家)  [掲載]2007年11月25日
荒地の恋 [著]ねじめ正一
 「たった、これだけかあ」と心の中で問う声に、「いいじゃないか、これで」と応える詩人の姿から、この長編評伝小説は始まる。主人公は北村太郎。表題の「荒地(あれち)」は、彼が戦後間もな………[記事全文]
[評者]重松清(作家)  [掲載]2007年11月18日
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みんなCM音楽を歌っていた―大森昭男ともうひとつのJ−POP [著]田家秀樹
 副題に名前の出てくる大森昭男氏は、1970年代からCM音楽を手がけてきた音楽プロデューサー。矢沢永吉の「時間よ止まれ」や堀内孝雄の「君のひとみは10000ボルト」などCM発の数々………[記事全文]
[評者]重松清(作家)  [掲載]2007年10月21日
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映画篇 [著]金城一紀
 五つの小説が収められた短編集を読むことは、すなわち五つのラストシーンに出会うということである。小説をその点のみで語ってしまうことの乱暴さは承知しているが、しかし、本書で描かれた五………[記事全文]
[評者]重松清(作家)  [掲載]2007年09月23日
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川の光 [著]松浦寿輝
 わくわくして、どきどきして、はらはらする。ふうっと一息ついたかと思うと、すぐにまた胸が高鳴る場面が訪れる。あぶないよチッチ、がんばれタータ、いいぞお父さん……ページをめくりながら………[記事全文]
[評者]重松清(作家)  [掲載]2007年08月26日
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梶山季之と月刊「噂」 [編]梶山季之資料室
 ひさしぶりに面白い雑誌に出会った。各号の目次を見ているだけでワクワクしてくる。『なぜ大新聞は週刊誌を目の敵にするのか』『アマ・スポーツは新聞が堕落させた?』『NHKが民放なみに視………[記事全文]
[評者]重松清(作家)  [掲載]2007年07月08日
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アイドルにっぽん [著]中森明夫
 本書に収められたすべての文章には、初出掲載の日付と媒体名が記されている。それは書誌的な配慮を超えて、本書の性格を、そしてアイドルという存在そのものを、なによりも明確に示しているの………[記事全文]
[評者]重松清(作家)  [掲載]2007年06月17日
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ラジオな日々―80’s RADIO DAY [著]藤井青銅
 喧噪(けんそう)で始まり、手書きの原稿で終わる青春記である。  時代は1970年代終わりから1980年代前半にかけて。主人公の「ぼく」はラジオを主戦場とする駆け出しの放送作家――………[記事全文]
[評者]重松清(作家)  [掲載]2007年06月03日
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悪人 [著]吉田修一
 物語の最終盤で、若い登場人物が言う。〈俺(おれ)、それまでは部屋にこもって映画ばっかり見とったけん(略)人の気持ちに匂(にお)いがしたのは、あのときが初めてでした〉  生身の人間………[記事全文]
[評者]重松清(作家)  [掲載]2007年05月13日

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