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評者一覧

高橋伸彰書評

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所有と分配の人類学―エチオピア農村社会の土地と富をめぐる力学 [著]松村圭一郎
 注文した料理がテーブルに運ばれ、いざ食べようとしたとき突然他人が隣の席に座り横から私の料理を食べ始めたら、なぜ「私のもの」を勝手に食べるのかと多くの人は怒るのではないか。そのとき………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2008年03月23日
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税制改革の渦中にあって/現代税制改革史―終戦からバブル崩壊まで [著]石弘光
 著者は82年から06年まで24年間にわたり政府税制調査会(以下、税調と略す)の委員を務め、最後の6年間は会長職にあった。増税論議の必要性を説いた『税制改革の渦中にあって』で、著者………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2008年03月09日
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ルポ 貧困大国アメリカ [著]堤未果
 9・11同時多発テロに遭遇し、世界貿易センタービルが倒壊する一部始終を著者は隣のビルから目撃した。「しばらく後遺症に苦しん」だという著者が、2年後に訪れたアメリカで見たのは「貧し………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2008年03月02日
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グローバリゼーションと労働世界の変容 [著]田端博邦
 労働組合は誰のために闘っているのか。国によって違うが、正社員を中心にした組織率2割にも満たない組合員のために闘う日本の組合は、世界の非常識に近いと著者はいう。国際的には同一労働同………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2008年02月03日
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平田清明 市民社会を生きる [著]平田清明 [編]遺稿集編集委員会
 平田清明が逝ったのは95年3月。阪神大震災の惨状を自らの足で確かめ、最後の任地となった鹿児島に帰った直後である。ケネー研究を嚆矢(こし)として、マルクスの再解釈を試み、晩年はレギ………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2008年01月27日
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波乱の時代(上・下) [著]アラン・グリーンスパン
 グリーンスパンが米連邦準備制度理事会(FRB)議長を務めた87年8月から06年1月までの18年強は、アメリカ経済が70年代以降の長期停滞を脱し復活を遂げた時期でもある。ブラックマ………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2008年01月13日
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高橋伸彰 書評委員お薦め「2007年の3点」
 (1)ピグーの思想と経済学(本郷亮著、名古屋大学出版会・5985円)  (2)福祉国家の可能性(岡本英男著、東京大学出版会・6720円)  (3)福祉の経済思想家たち(小峯敦編、………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2007年12月23日
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不安定雇用という虚像 [著]佐藤博樹、小泉静子
 急増を続ける非正社員は自らの仕事をどのように考えているのか。首都圏でパートやフリーター、派遣などの呼称で就業する6000人の意識調査を分析した本書の著者は、主婦パートの8割以上が………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2007年12月16日
ケインズとシュンペーター―現代経済学への遺産 [著]根井雅弘
 1883年。マルクスが没し、20世紀を代表する2人の経済学者ケインズとシュンペーターが誕生した。理論よりも政策を重視するケインズは、大不況に苦しむ大量の失業者を救済するために、5………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2007年12月09日
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捨てられるホワイトカラー [著]バーバラ・エーレンライク
 貧困と無縁だったホワイトカラーの専門職や管理職が、アメリカでは生活不安に晒(さら)されている。より良い職を求めて自発的に失業することはあっても、会社から「捨てられる」ことはないと………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2007年11月04日
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「小さな政府」の落とし穴 [著]井堀利宏
 小泉元首相が進めた「無駄な歳出の削減」という小さな政府論には落とし穴があった。その穴を埋め財政破綻(はたん)を回避するには早急に増税の必要があると著者は警告する。財政再建の視点か………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2007年10月21日
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分裂にっぽん 中流層はどこへ [著]朝日新聞「分裂にっぽん」取材班
 06年2月、「分裂にっぽん」の連載が朝日新聞で始まった。格差はどこにでもあり悪いことではない、と小泉元首相が国会で発言した直後である。政権誕生から5年近くを経ても、なお人気が高か………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2007年10月07日
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嬉しうて、そして… [著]城山三郎/城山三郎が娘に語った戦争 [著]井上紀子
 作家・城山三郎は、この3月22日に茅ケ崎の病院にて亡くなった。享年79。遺稿集『嬉しうて、そして…』のあとがきで、最後の2カ月を一緒に過ごした娘の井上紀子さんは「一番心配していた………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2007年09月23日
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資本主義黒書―市場経済との訣別(上・下) [著]ローベルト・クルツ
 300年にわたる資本主義的な近代化が、生産の拡大に関する人間の能力を飛躍的に「向上させた」ことは間違いない。しかし、資本主義は貨幣の尺度で測られた「社会の利益」を最大化する一方で………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2007年09月02日
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国鉄改革の真実―「宮廷革命」と「啓蒙運動」 [著]葛西敬之
 自らの逆櫓(さかろ)を外しても改革に邁進(まいしん)したのは、国民生活に不可欠な鉄道輸送を守るためだったと、6年前の前著(『未完の「国鉄改革」』)で著者は回顧している。組織(国鉄………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2007年08月26日
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経済再生の条件―失敗から何を学ぶか [著]塩谷隆英
 01年1月の省庁再編に伴い、かつての経済白書は「経済財政白書」と名前が変わった。名前だけではなく、時の政権に媚(こ)びない中立的なかつての白書の分析も、当時の竹中平蔵大臣の言葉に………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2007年08月19日
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ロストジェネレーション―さまよう2000万人 [著]朝日新聞「ロストジェネレーション」取材班
 ロストジェネレーション。ヘミングウェイの長編小説「日はまた昇る」のエピグラフに掲げられた言葉だ。定訳は「失われた世代」だが、本書の取材班が「今、25歳から35歳にあたる約2000………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2007年07月29日
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格差社会ニッポンで働くということ [著]熊沢誠
 格差を肯定する人は、勝者が高い報酬を得るのは当然であり、敗者には再挑戦の機会を与えればよいという。これに対し労働の光と陰を研究者の立場から見つづけてきた著者は、格差が拡大するなか………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2007年07月22日
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文化と国防―戦後日本の警察と軍隊 [著]P.J.カッツェンスタイン
 本書が示す統計によれば、アメリカの警察は職務遂行に際し88年から92年の間に毎年平均「375人の重罪犯を殺している」。これに対し日本の警察が85年から94年の間に「殺したのは、全………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2007年06月24日
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人の痛みを感じる国家 [著]柳田邦男
 患者と同じ痛みを経験したとき過酷な辛(つら)さを実感として理解できた、自分はこれまで患者の身になって痛みを想像したことはなかった――  骨にまでがんが転移し、残された人生も長くは………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2007年06月10日
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シリーズ・現代経済の課題―現代日本の生活保障システム―座標とゆくえ [著]大沢真理
 夫婦と子供2人。戦後の日本における標準世帯だ。標準と言われてきたのは右肩上がりの成長下で、夫は主たる稼ぎ手、妻は家事・育児の担い手という「ジェンダー(社会的文化的に形成された性別………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2007年05月13日
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世界を壊す金融資本主義 [著]ジャン・ペイルルヴァッド
 就職を間近に控えた学生に「企業はだれのものか」と質問すると、10年ほど前までは従業員とか取引先あるいは消費者や経営者および銀行など多様な答えが返ってきた。しかし、最近ではほとんど………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2007年04月29日
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人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか [著]水野和夫
 年間8000億ドルもの貿易赤字を出しながら危機に陥らない米ドル、1バレル70ドルを超えても世界インフレや不況とは無縁の原油価格、戦後最長の景気回復を更新しながら低迷を続ける日本の………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2007年04月08日
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排除型社会 後期近代における犯罪・雇用・差異 [著]ジョック・ヤング
 英国で文化論的な視点から犯罪学の研究を重ね、本書の出版によって米国に招聘(しょうへい)された著者は、欧米の社会が「幅広い層の人々(下層労働者や女性、若者)を」受け入れて同化を目指………[記事全文]
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)  [掲載]2007年04月01日

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