副題に「フォードからトヨタへ」とあるように、本書が語る「ものづくり」は、二十世紀の大量生産を牽引(けんいん)した自動車産業に代表される、大規模な工場生産のシステムを指す。 本書………[記事全文]
[評者]高村薫(作家) [掲載]2009年11月15日
帯に、「タレスからデリダまで、古今東西190余名の哲学者たちの臨終図鑑」とある。この間、約二千六百年。人間にとって永遠の難問である死に向き合い、精神の営み一つで死を克服せんとして………[記事全文]
[評者]高村薫(作家) [掲載]2009年11月1日
公害訴訟や公共工事の差し止め請求訴訟などでいつも住民側の原告適格が問われ、門前払いになることが多いのはなぜか。国政選挙の一票の格差をめぐる訴訟で、いつも「合理性を欠くとまではいえ………[記事全文]
[評者]高村薫(作家) [掲載]2009年10月18日
古代人の築いた城砦(じょうさい)を眺め、ケムシが蛹化(ようか)する際につくる繭を眺めて、外敵から身を守る構築物としての機能と構造は同じだと閃(ひらめ)く。これが動物学者である著者………[記事全文]
[評者]高村薫(作家) [掲載]2009年9月27日
もともと自然界に生きていた蛾(が)やウンカやバッタたちは、いつ「害虫」になったか。定住型農耕の始まりとともに農作物の虫害も始まったが、特定の虫を「害虫」として捉(とら)えるのは、………[記事全文]
[評者]高村薫(作家) [掲載]2009年9月20日
さまざまに語られる「阪神・淡路大震災の教訓」のなかで一つ確かなのは、大規模災害からの復興の難しさだろう。現に、住宅・店舗・事業所などの生活圏全体が失われた被災地にあって、創造的復………[記事全文]
[評者]高村薫(作家) [掲載]2009年9月13日
九・一一直後のアメリカで、恐怖と敗北感があっという間に愛国心の高揚に変換されていったのはなぜなのだろう。富める者も貧しい者も、保守もリベラルも、誰もが一様に奉じる「アメリカ」とは………[記事全文]
[評者]高村薫(作家) [掲載]2009年8月30日
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