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評者一覧

渡辺政隆書評

免疫学の巨人イェルネ [著]トーマス・セデルキスト
 これほど不思議な科学者の伝記を読んだのは初めてだ。主役であるニールス・イェルネという人物が尋常じゃない。おまけにこれは「実存的伝記」だなんて。  ノーベル賞学者である免疫学の泰斗………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2008年03月30日
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光の指で触れよ [著]池澤夏樹
 気候変動、エネルギー問題、経済不安、南北問題等々、世界を覆う空気は重い。しかし、とりあえず日々の生活に困っていないとしたら、あなたの日常生活はさほど暗くもないのではないか。不幸の………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2008年03月23日
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もっとも美しい数学 ゲーム理論 [著]トム・ジーグフリード
 人生がゲームだとしたら、勝つ確実な方法はあるのか。たぶんあると、ゲーム理論は予測する。それどころか経済活動から人間の行動、はては生物進化の過程まで説明できるという。  「囚人のジ………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2008年03月16日
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ライディング・ロケット(上・下) [著]マイク・ミュレイン
 1978年に宇宙飛行士に採用され、84年にスペースシャトル、ディスカバリー号の初飛行に搭乗、その後2回の軍事機密ミッションで宇宙を飛び、90年に引退した軍人の自伝である。  57………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2008年03月09日
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ミトコンドリアが進化を決めた [著]ニック・レーン
 本書の原題は『パワー、セックス、自殺』。扇情的なタイトルだが、これこそが、われわれの体を構成する細胞の中にすみついているエイリアン、ミトコンドリアの役割を説明するキーワードなのだ………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2008年02月03日
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エピデミック [著]川端裕人/感染地図―歴史を変えた未知の病原体 [著]スティーヴン・ジョンソン
 寒い季節になると必ずインフルエンザの流行が話題になる。それに加えて最近は、鳥インフルエンザなど新しいタイプの感染症に対する不安も語られるようになってきた。  疫病でも、人類との付………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2008年01月27日
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渡辺政隆 書評委員お薦め「2007年の3点」
 (1)哲学者たり、理学者たり 物理学者のいた街(太田浩一著、東京大学出版会・2625円)  (2)ケンブリッジの卵 回る卵はなぜ立ち上がりジャンプするのか(下村裕著、慶応義塾大学………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2007年12月23日
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ダーウィンの『種の起源』 [著]ジャネット・ブラウン/英国紳士、エデンへ行く [著]マシュー・ニール
 科学の歴史にとって、2009年は記念すべき年である。進化学の父と讃(たた)えられているチャールズ・ダーウィンの生誕200年であると同時に、その後の人類の歴史に多大な影響を及ぼした………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2007年12月16日
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シャンパン 泡の科学 [著]ジェラール・リジェ=ベレール
 よく冷やしたシャンパンの栓をゆっくりと抜き、背の高いフルートグラスに静かに注ぐ。グラスの底からは細かい泡が立ち昇る。グラスを持ち上げ、口元に近づけてみよう。細かな泡が弾(はじ)け………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2007年12月02日
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生き物たちの情報戦略―生存をかけた静かなる戦い [著]針山孝彦
 タマムシという虫をご存じだろうか。虹色に輝くあの甲虫である。美しい鞘(さや)ばねの金属光沢は、表面の微妙な構造が七色の光を反射し分けるせいで生じている。虫が死んでも色あせないため………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2007年11月25日
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虫食む人々の暮らし [著]野中健一
 糞虫(ふんちゅう)、コオロギ、ケラ、セミ、イモムシ、タガメ、カメムシ、アリと聞いて、その共通点がおわかりだろうか。みんな昆虫という答えはあたりまえすぎる。  ではこのリストに、ク………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2007年11月11日
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エレクトリックな科学革命 [著]D・ボダニス
 科学と技術はちがうという意見は根強くある。だいいち、科学(この場合は特に基礎科学)は必ずしも実用を目指さないが、技術は役に立ってなんぼの世界じゃないかというのだ。しかし、それ以上………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2007年10月28日
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知られざる宇宙 海の中のタイムトラベル [著]F・シェッツィング
 一般読者向けの翻訳科学書には著しい偏りがある。翻訳されている原著の大半は英語で書かれたものという偏りである。紹介されずに埋もれている英語圏以外のおもしろい科学書もあるはず、もっと………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2007年10月21日
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「雲」の楽しみ方 [著]ギャヴィン・プレイター=ピニー
 暑かった夏もようやく終わり、空を見上げると、さすがに秋めいた雲が浮かんでいる。そういえば最近、呑気(のんき)に雲を眺めるなどという機会をとんともたなかったことに思いいたる。  そ………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2007年09月30日
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国のない男 [著]カート・ヴォネガット
 本書は、現代アメリカの偉大な作家カート・ヴォネガットの最新エッセイ集にして遺作である。大好きな作家の新作がもう期待できないというのはなんとも悲しい。だが、ともかくも新作が読める幸………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2007年09月16日
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ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く [著]リサ・ランドール
 最新の宇宙論に触れるたびに抱くのは、宇宙に果てはあるのか、広大無辺な宇宙における人間の存在とはいったい何なのかといった、考えれば考えるほど頭がぼうっとしてきそうな問いである。素人………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2007年08月19日
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ゲッチョ昆虫記 [著]盛口満/糞虫たちの博物誌 [著]塚本珪一
 世の中には「虫屋」と呼ばれる人たちがいる。たいていは趣味の昆虫採集家で、職業としての虫屋はそれほど多くないようだ。  これに対応する言葉としては、たとえばバードウオッチャーを鳥屋………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2007年07月15日
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ブレークスルーの科学 [著]五島綾子
 かつての科学者イメージは、好きな研究をコツコツやる浮世離れした人というものだったかもしれない。  だが、そんなイメージはもう古い。流行に左右されない地味な研究では研究費が取れず、………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2007年06月24日
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解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯 [著]ウェンディ・ムーア
 ロンドンの法律事務所が立ち並ぶ街区の一画を占める王立外科医師会には、博物学ファン必見の解剖学博物館がある。本書は、その博物館が擁する膨大なコレクションの礎を築いた18世紀の外科医………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2007年06月10日
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ひとりぼっちのジョージ [著]ヘンリー・ニコルズ
 この世でたった1人の生き残りだとしたら、どんな気持ちだろう。世界の終末もののSFではありそうな設定だが、現実にその境遇にある生きものがいる。人呼んで「ロンサム・ジョージ」。絶海の………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2007年05月20日
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ブロンド美女の作り方 [著]S・ネルソン、R・ホリンガム
 ちょっと気になる書名である。書名と内容が一致しないというのはよくあることだが、書名(それと装丁)だけにひかれてこの本を買ったとしても、いい意味で損はしない。たとえ「邪念」は満たさ………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2007年05月13日
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植物が地球をかえた! [著]葛西奈津子
 季節がめぐる中で、花が咲き、種子が実り、葉は落ちる。美しい花や新緑を見ると、なんとはなしに心が癒やされる。考えてみれば不思議なことばかりだ。  主食である米や麦はもちろん家畜の飼………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2007年04月22日
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自分の体で実験したい [著]レスリー・デンディ、メル・ボーリング
 これはコロンブスの卵的な本である。最初に企画した人が偉い。誰にでも書けそうで、そう簡単には思いつけない。おみごとである。  本書の売りは、人間は何度の気温まで耐えられるか、食べ物………[記事全文]
[評者]渡辺政隆(サイエンスライター)  [掲載]2007年04月08日

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