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文芸

〈創造〉の秘密―シェイクスピアとカフカとコンラッドの場合 [著]野上勝彦

〈創造〉の秘密―シェイクスピアとカフカとコンラッドの場合 [著]野上勝彦

感性を総動員して肉体で体験を  「創造」とは、何か。辞書によると「新たに造ること、神が宇宙を造ること」ともうひとつ要領を得ない。創造性の本………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2018年05月19日

政治

誤解された大統領―フーヴァーと総合安全保障構想 [著]井口治夫

誤解された大統領―フーヴァーと総合安全保障構想 [著]井口治夫

■ニューディールの先鞭と評価  アメリカの第31代大統領ハーバート・C・フーヴァーの業績を再評価する書である。任期は1929年から33年ま………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2018年05月12日

経済

復興の空間経済学―人口減少時代の地域再生 [著]藤田昌久、浜口伸明、亀山嘉大

復興の空間経済学―人口減少時代の地域再生 [著]藤田昌久、浜口伸明、亀山嘉大

■人や産業の集積・分散で考える  「津浪(つなみ)後の復興は目覚ましく、たちどころに失われた戸数、人口の満たされてしまう状態にある」  本………[もっと読む]

[評者]石川尚文(本社論説委員)
[掲載]2018年04月14日

人文

中井久夫集6 1996-1998-いじめの政治学 [著]中井久夫

中井久夫集6 1996-1998-いじめの政治学 [著]中井久夫

見えない隷従化が進む時代に  本書は、精神科医中井久夫の全集の第六巻であり、一九九六年から九八年までに書かれた論文やエッセイが収録されてい………[もっと読む]

[評者]柄谷行人(哲学者)
[掲載]2018年05月19日

国際

戦争とトラウマ 不可視化された日本兵の戦争神経症 [著]中村江里

戦争とトラウマ 不可視化された日本兵の戦争神経症 [著]中村江里

 戦争神経症に対する研究は、現在も充分(じゅうぶん)に行われていない。戦後の精神医学界でも無視されたテーマであった。本書は、この分野にひそむ………[もっと読む]

[評者] 保阪正康 (ノンフィクション作家)
[掲載]2018年03月04日

アート・ファッション・芸能

現代アートとは何か [著]小崎哲哉

現代アートとは何か [著]小崎哲哉

 本書の書き出しは「『現代アートを知りたいと思ったら、まずヴェネツィア・ビエンナーレを観(み)に行けばよい』とよく言われる」。「よく言われる………[もっと読む]

[評者]椹木野衣(さわらぎのい)(美術批評家)
[掲載]2018年05月19日

歴史

ザビエルの夢を紡ぐ―近代宣教師たちの日本語文学 [著]郭南燕

ザビエルの夢を紡ぐ―近代宣教師たちの日本語文学 [著]郭南燕

■母語話者にない「最上のわざ」  四百年以上前にザビエルの蒔(ま)いた種が、明治初期に来日したヴィリオン神父の時代になって芽を出し、昭和初………[もっと読む]

[評者]サンキュータツオ(学者芸人)
[掲載]2018年05月12日

科学・生物

植物は〈未来〉を知っている―9つの能力から芽生えるテクノロジー革命 [著]ステファノ・マンクーゾ

植物は〈未来〉を知っている―9つの能力から芽生えるテクノロジー革命 [著]ステファノ・マンクーゾ

■なぜ擬態できる、なぜ動ける?  南米のボキラという蔓(つる)植物は、近くに生えている植物に擬態する能力がある。葉の大きさや形、色まで何度………[もっと読む]

[評者]宮田珠己(エッセイスト)
[掲載]2018年05月12日

医学・福祉

10万個の子宮―あの激しいけいれんは子宮頸がんワクチンの副反応なのか [著]村中璃子/反共感論―社会はいかに判断を誤るか [著]ポール・ブルーム

10万個の子宮―あの激しいけいれんは子宮頸がんワクチンの副反応なのか [著]村中璃子/反共感論―社会はいかに判断を誤るか [著]ポール・ブルーム

■専門家に求められる冷静な判断  「他のシンポジストは患者を診ていない!」。子宮頸(けい)がん(HPV)ワクチンに反対する医師が、日本小児………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学教授・科学技術社会論)
[掲載]2018年03月11日

IT・コンピューター

全脳エミュレーションの時代―人工超知能EMが支配する世界の全貌(上・下) [著]ロビン・ハンソン

全脳エミュレーションの時代―人工超知能EMが支配する世界の全貌(上・下) [著]ロビン・ハンソン

■技術開発の影響を総力で考える  これは大変に奇妙な本である。多くの人は、最後まで読み通さないかもしれない。私自身、決して楽しく読んだわけ………[もっと読む]

[評者]長谷川眞理子(総合研究大学院大学学長・人類学)
[掲載]2018年04月07日

社会

脱住宅―「小さな経済圏」を設計する [著]山本理顕、仲俊治

脱住宅―「小さな経済圏」を設計する [著]山本理顕、仲俊治

公共空間、建築から政治へ示唆  紙の上に円を描いてみる。円の内側は内部空間、外側は外部空間となる。少し色をつければ、それらは私的空間、公共………[もっと読む]

[評者]間宮陽介(青山学院大学特任教授・社会経済学)
[掲載]2018年05月19日

ノンフィクション・評伝

十五の夏(上・下) [著]佐藤優

十五の夏(上・下) [著]佐藤優

世界に向かう真っ当な好奇心  石川啄木は〈不来方のお城の草に寝ころびて〉と15の心を詠(うた)い、尾崎豊は〈盗んだバイクで走り出す〉と15………[もっと読む]

[評者]佐伯一麦(作家)
[掲載]2018年05月19日

教育

化学者たちの京都学派―喜多源逸と日本の化学 [著]古川安

化学者たちの京都学派―喜多源逸と日本の化学 [著]古川安

 一般に京都学派といえば、西田幾多郎を筆頭とする哲学・人文科学の学問的系譜を想(おも)い起こす。しかし、化学にも京都学派があったのだ。本書は………[もっと読む]

[評者]諸富徹(京都大学教授)
[掲載]2018年01月21日

新書

ひらかれる建築―「民主化」の作法 [著]松村秀一

ひらかれる建築―「民主化」の作法 [著]松村秀一

■生活者の想像が未来を切り開く  本書はケンチクやタテモノからの卒業をうたう。ケンチクとは建築家の先生が設計する芸術的な作品。一方、タテモ………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2016年11月27日

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