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文芸

硬きこと水のごとし [著]閻連科

硬きこと水のごとし [著]閻連科

■文革をありのまま伝える覚悟  発禁処分や過激とされる表現がとりあげられることの多い閻連科だが、作家というものは基本的にどんな文章でも書け………[もっと読む]

[評者]円城塔(作家)
[掲載]2018年02月18日

政治

核戦争の瀬戸際で [著]ウィリアム・J・ペリー

核戦争の瀬戸際で [著]ウィリアム・J・ペリー

■対話と抑止を両立させる意義  まるで、けんかにはやる子どもたちを諭す老教師の光景だった。90年代末、米議会で北朝鮮政策を語ったウィリアム………[もっと読む]

[評者]立野純二(本社論説主幹代理)
[掲載]2018年02月18日

経済

アカウンタビリティから経営倫理へ―経済を超えるために [著]國部克彦

アカウンタビリティから経営倫理へ―経済を超えるために [著]國部克彦

■人間中心へ、会計で世界変える  「会計で、世界を変えることは可能か」。これが、本書の投げかける問いだ。会計といえば、単なる数字の羅列では………[もっと読む]

[評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)
[掲載]2018年02月11日

人文

情動の哲学入門―価値・道徳・生きる意味 [著]信原幸弘

情動の哲学入門―価値・道徳・生きる意味 [著]信原幸弘

■理性こそ判断の主役に、待った  冒頭、こう書き出される。「とかく情動は悪者にされやすい。しかし、本当にそうなのだろうか。」  「情動」と………[もっと読む]

[評者]野矢茂樹(東京大学教授・哲学)
[掲載]2018年01月21日

国際

ボコ・ハラム―イスラーム国を超えた「史上最悪」のテロ組織 [著]白戸圭一

ボコ・ハラム―イスラーム国を超えた「史上最悪」のテロ組織 [著]白戸圭一

 交通機関が発達し、情報が一瞬で地球をめぐる時代となっても、遠い場所のできごとには、どこか他人ごとという雰囲気が漂う。  大きな事件を耳にし………[もっと読む]

[評者]円城塔(作家)
[掲載]2017年09月10日

アート・ファッション・芸能

セトウツミ 全8巻 [著]此元和津也

セトウツミ 全8巻 [著]此元和津也

■マンガ表現の枠を広げたラスト  男子高校生セトとウツミが河原に腰かけて喋(しゃべ)る。基本、それだけのマンガである。「こないだめっちゃ頭………[もっと読む]

[評者]野矢茂樹(東京大学教授・哲学)
[掲載]2018年02月04日

歴史

ラテンアメリカ五〇〇年―歴史のトルソー [著]清水透

ラテンアメリカ五〇〇年―歴史のトルソー [著]清水透

■錯綜した世界を分類して考察  私がラテンアメリカの世界に関心をもったのは、文学を通してである。そこには、マルケス(コロンビア)、ボルヘス………[もっと読む]

[評者]柄谷行人(哲学者)
[掲載]2018年02月18日

科学・生物

雑草はなぜそこに生えているのか [著]稲垣栄洋

雑草はなぜそこに生えているのか [著]稲垣栄洋

■イメージ覆す合理的な生存戦略  バス停の標識の際に咲いているネコノメソウ、庭の草むしりをした後でも、枯れずに復活して増えるツルマンネング………[もっと読む]

[評者]佐伯一麦 (作家)
[掲載]2018年02月11日

医学・福祉

脳の意識 機械の意識―脳神経科学の挑戦 [著]渡辺正峰

脳の意識 機械の意識―脳神経科学の挑戦 [著]渡辺正峰

■スリリングで気宇壮大な実験  科学と主観の果てしない乖離(かいり)を乗り越えようという、科学者の果敢な挑戦。  人の意識を科学するのは、………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学教授・科学技術社会論)
[掲載]2018年01月21日

IT・コンピューター

そろそろ、人工知能の真実を話そう [著]ジャン=ガブリエル・ガナシア/人工知能の哲学―生命から紐解く知能の謎 [著]松田雄馬

そろそろ、人工知能の真実を話そう [著]ジャン=ガブリエル・ガナシア/人工知能の哲学―生命から紐解く知能の謎 [著]松田雄馬

■AIは人間を凌駕するのか  司会「みなさんこんにちは。今日の激論コーナーは、いま注目のAI、人工知能についてです」  反対派「なんで今回………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学教授・科学技術社会論)
[掲載]2017年07月23日

社会

共感のレッスン―超情報化社会を生きる [著]植島啓司、伊藤俊治

共感のレッスン―超情報化社会を生きる [著]植島啓司、伊藤俊治

 かつて対談集『ディスコミュニケーション』を刊行した2人の著者による、なんと30年ぶりの「続編」である。時を経て私たちを巡る環境は激変した。………[もっと読む]

[評者]椹木野衣(さわらぎのい)(美術批評家)
[掲載]2018年02月11日

ノンフィクション・評伝

告白―あるPKO隊員の死・23年目の真実 [著]旗手啓介

告白―あるPKO隊員の死・23年目の真実 [著]旗手啓介

■矛盾に満ちた過酷な現場に迫る  カンボジアのPKO(国連平和維持活動)に日本文民警察隊として派遣された岡山県警の高田晴行警部補(当時)が………[もっと読む]

[評者]市田隆(本社編集委員)
[掲載]2018年02月18日

教育

化学者たちの京都学派―喜多源逸と日本の化学 [著]古川安

化学者たちの京都学派―喜多源逸と日本の化学 [著]古川安

 一般に京都学派といえば、西田幾多郎を筆頭とする哲学・人文科学の学問的系譜を想(おも)い起こす。しかし、化学にも京都学派があったのだ。本書は………[もっと読む]

[評者]諸富徹(京都大学教授)
[掲載]2018年01月21日

新書

ひらかれる建築―「民主化」の作法 [著]松村秀一

ひらかれる建築―「民主化」の作法 [著]松村秀一

■生活者の想像が未来を切り開く  本書はケンチクやタテモノからの卒業をうたう。ケンチクとは建築家の先生が設計する芸術的な作品。一方、タテモ………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2016年11月27日

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